都市に住むものたちにとって、わが町に自然のなごりがあることはうれしいこと。

まして、かわいい野鳥、しかも清い水の存在を告げる野鳥の姿を発見すると何ということなく感激したりする。

今回ご紹介する写真は、町田市内の薬師池公園に生息する「カワセミ」たち。

撮影者は、市内在住のカメラマン、早野和久さん。

早野さんは、ショップのお客様。写真画像の処理を目的にされたパソコンやスキャナーをお求めいただいてきました。

今回は、是非にとお願いして、ご苦心の賜物を公開させていただいております。

「カワセミを初めて見て以来、いつのまにか２０年が過ぎました。

川や丘もいつしか無くなり、町田市内では、小さな池の周りの林だけが、公園として残っています。

カワセミたちがこの公園（薬師池公園）で繁殖するといいのですが、
いろいろな制約があり、この池で子を育てられません。

でも、願いとしては、この池が故郷となり、たくさんの子を残して、私たちに変わらぬ姿を見せ続けて欲しいものです。」

（早野和久さん）

早野さんの撮影とその準備は、早朝４時／５時に始まるそうです。

望遠カメラを三脚で固定するそうですが、それというのも、カワセミたちが訪れる個所は既に決まっているからといいます。

さらに、かれらはどの梢の、どの位置にとまるかも、ほぼ決めいいるそうなので感心しました。まるで、サラリーマンがランチはどこの食堂で、コーヒーはどこの喫茶店でを決めているみたいだ、と。

生活とこころをも備えたかれらの存在感が伝わってくるようです。

薬師池を生活の場としているカワセミたちの姿を、しばし、早野さんのショットで楽しんでください。

［お断り］以上の写真を他の媒体に転用する時は、撮影者の早野さんにご連絡ください！

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