ようやく風邪は出口が見えるところまで来たようだ。喉の痛みは残るものの、咳も治まり、気分も正常化してきた。ただ、風邪薬を服用し続けているため、妙に気分が "穏やか" である。きっと、精神を "沈静化" させる成分でも含まれているものかと思われる。
妙な表現だが、喉の痛みが続いていることが幸いしてか、止めているタバコを吸いたいという衝動には駆られないでいる。何日か前に、最後にタバコを吸った際、とんでもない痛みを伴ったのが、 "三下り半" の役割を果たしているようである。タバコはうまい! にあらず、タバコは痛い! というような悪印象が、奏功しているのかもしれない。
毎朝、掛け声を掛けるべしであろうか。 "今日も元気だ、タバコが痛い!" と......。
このまま、今日で三日目の禁煙をを難なくやり過ごしたら、一週間に持ち込み、さらに一ヶ月へと踏み込んで行くことができるであろう。
ところで、見回してみると世間では "タバコ退治" の空気が満ち満ちている。公共交通とその施設はもちろんのこと、喫茶店でさえ喫煙 "可" の店が満員になるほど "不可、お断り" の店が一般化してしまっている。また、戸外だからといって、街角の路上で吸うのも難しくなった。こうして、 "喫煙者" を "非国民" 扱いしてパージする傾向が次第に強まっている。
ということは、喫煙者側に立つならば、肩身の狭い思いをすることになるとしても、いざ禁煙を始める者にとっては、環境は至る所支援者ばかりで、追い風的状態にあるということになりそうだ。これで挫折する者は勝手にせい、ということか。
まあ、この際、もはや人生を "煙に巻く" ことは止めて、クリーンに生きようかと思う次第である...... (2008.03.07)
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