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<白がアタリになりました。黒番なので、白の石を取ります。
ところが、今度は黒がアタリとなって、次は白番ですから白はこの黒を取れそうです。するとどうでしょう? また最初とおなじ局面(きょくめん)になってしまいました。
ということはたがいに1子を取り合って先に進めなくなってしまったのです。
これでは困るので囲碁のルールでは同じかたちの繰り返しになってしまうような取り返しができません。このことを「コウ」と呼びます。>
囲碁のようなメンタル・プレーのゲームの場合、不毛な繰り返しは回避して先に進もう! というルールができているわけだ。知的空間での生産性と美しさとはそうしたものだと言えそうだ。
ところが、口ほどに生産性を発揮できもせず、まして美意識なんぞ微塵もない連中のやることは、何と恥も外聞もあったものではないのだろうか。やられれば、一ヶ月足らずでやり返す......。何が言いたいのかとくどくど説明するのもバカバカしい......。
昨日の『朝日新聞』夕刊に、ちょいと人目を惹く活字があった。
<素粒子
「しょうがない教」教祖の教え
最近の物価上昇、しょうがない
ガソリン税復活、しょうがない
GSに車の行列、しょうがない
年金から天引き、しょうがない
負担が増えるの、しょうがない
宙に浮いた年金、しょうがない
違憲イラク派遣、しょうがない
支持率の超低落、しょうがない
衆院補選の大敗、しょうがない
首相問責出ても、しょうがない
今は福田内閣で、しょうがない>( 2008.04.30 朝日新聞 夕刊)
こんなこと、書きたくないけど、しょうがない...... (2008.05.01)
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