トラックバック通知:トラックバック・ピング(trackback ping)とは ......

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 つい先日、本格的(?)な "ブログ" サイトを立ち上げた。
 以前から "公開日誌" はこうして綴ってきていたのだが、これはCGIスクリプトでいわば "自前" で作った形式である。
 今回立ち上げたのは、先日も書いたとおり、<定評のある "高性能ブログ・システム( Movable Type 4 )" >を活用させてもらってのブログ・サイトなのである。しかし、 "自前版" であろうと、 "定評版" であろうと、ウェブブラウザからの要求に応じて、サーバサイドでのプログラム処理を行い、その結果をウェブサイトに表示するという点での基本構造に変わりがあろうはずはない。
 強いて言うならば、 "定評版" の方は、種々の機能が、スマートにコンポーネント化されていて、必要に応じてそれらの機能を援用することによってカスタマイズすることが可能だという点であろうか。大体、ウェブ上で実施したいことや、し得ることというのは限られているため、 "雛形" 的な構造スタイルもほぼ決まってしまうわけだ。あとは、見た目のデザインの選択肢ということになりそうである。

 まだ、 "定評版" のブログ・システム:" Movable Type 4 " についての学習が不足しているので詳細な感想を述べることはできない。が、やはり結構ありがたいと思っているのは、いろいろと自動処理してくれるコンポーネントが含まれており、何がしたいのかをユーザがはっきりさせさえすれば、カスタマイズが比較的容易だという点であろうか。
 と言っても、バカチョン的にカスタマイズができるというほどに自動化されているわけではない。ウェブページを構成するHTMLのスクリプトや、タグ(" Movable Type 4 "は、 "XML" というHTMLよりも高度で複雑な言語をベースにして構成されている)の知識と活用が前提となっている。これらは追々に習得していかなければならない。

 ところで、やはり "定評版" のブログ・システムで注目すべきは、 "トラックバック【track back】" 機能ということになろうかと思う。
 いわゆる "ブログ" がこれほどに関心を集めている理由のひとつは、比較的簡単に日誌などがアップロード、公開できるという点もさることながら、 "ブログ" 同士が、その記載内容の関係性の観点で "リンケージ" を張ることができるからなのかもしれない。
 つまり、ある人が "ブログ" である事柄やテーマについて何かを書いた時、既に、それらについて別な人の "ブログ" が何かを言及していた場合、双方が知らぬ顔をして無関係な状態でいるよりも、互いに "参照し合える" つながりを形成した方が有意義なはずであろう。それが、ネット本来の可能性に添うものだとも言えそうである。
 こうしたケースでの、 "相互認知" を形成するのが、 "トラックバック" というもののようである。もう少し、整理された説明を以下に引用しておく。

<トラックバック 【track back】
 ウェブログ(ブログ)の機能の一つで、別のウェブログへリンクを張った際に、リンク先の相手に対してリンクを張ったことを通知する仕組みのこと。
 ウェブログ作者が別のウェブログの記事を参照して自身のサイトにコメントを掲載するような場合、元の記事へのリンクを張るのが一般的だが、単にリンクしただけでは元の記事の作者はどこからどうリンクされているのか容易に知ることはできない。トラックバックはリンク元サイトに「このような記事からリンクを張った」という情報を通知する仕組みで、リンク元記事のURLやタイトル、内容の要約などが送信される。トラックバックされたサイトはこの情報を元に「この記事を参照している記事一覧」を自動的に生成することができる。
 相手に送信されるトラックバック通知のことを「トラックバック・ピング」(trackback ping)と呼び、通知の送信先を「トラックバックURL」(trackback URL)という。多くのウェブログの記事には隅に「この記事へのトラックバックURL」が記載されている。>(「IT用語辞典 e-Words」より)

 自分の "ブログ" サイトは、現在 "工事中" であり、意図的に公表する段階ではないのだが、それでも、テスト的な意味合いで、とあるブログ・サイトに "トラックバック通知" をさせてもらった。後ほど確認してみると、確かに、そのブログ・サイトの一角に、自分のブログ・サイトのその日のブログ記事のリンクを張ることができていた。他愛ないことではあるが、なるほど、こうなるワケだと合点したのであった...... (2008.05.17)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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