いずれもどうということのない事柄ではある。小雨がぱらつく中をウォーキングした後、 "久しぶりに" トコヤ(理髪店)に行った。そう言えば昨日は、理髪店のシャッターのペンキ塗り替えをする職人のことを書いたが、それとは特に関係はない。行きそびれていて、鬱陶しい頭となったためである。
景気動向にトコヤはあまり関係なさそうだが、それでも、このトコヤの店主は、やはりパッとしないことをいつも嘆いている。そう言えば、客数が少なくなったためか、息子を他の忙しい店に "出稼ぎ" に出しているようだ。
にもかかわらず、客商売の都合からか、店舗の改装工事もしばらく前にやらなければならなかったようである。確かに、小奇麗な雰囲気でないと今時の客は離れてしまう可能性がありそうだ。ラクではないなぁ、という事である。
トコヤへ行くと、自分は大抵眠ってしまうのだが、この店のひとつ気に入らないところは、TVの音がやたら大きいことである。しかも、大体が、程度の低いタレントたちがバカ騒ぎをしているくだらないクイズ番組などがかかっているため、心安らかに昼寝ができないことなのである。まあ、それでも眠ってしまうのではあるが......。
トコヤでさっぱりとしたところで、ちょっとした買い物をし、そして、 "久しぶりに" 書店を訪れた。最近は、書籍購入といえばほとんどが "Amazon" あたりでの通販購入で済ますため、書店はめったに出向くことがなくなった。
それでも、今日立ち寄ってみたのは、もう大分前になるが "ダメモト" の思いで立ち寄ったとある書店であり、意外とネット技術の関係図書を取り揃えていて、ほーっ、と思ったからであった。
ネット通販は、求める本が決まっている場合には問題ない。ただ、中身の吟味という点では、やはり手に取って種々の観点でチェックのできる町の書店がいいにはいい。また、その場ですぐ持ち帰ることができるのも長所であろう。
ちょいと急ぎで技術的分野のとあることを調べたかったため、その書店を覗いてみたのであった。今回も、意外に、自分の関心に見合ったものが見つかり、何点かの新刊本を購入することになった。
ただご時世がら、これまでのような衝動買いは極力控えるように努力はしたため、どちらを購入しようかと迷った本には随分と時間を掛けてしまった。こんなご時世で、家計を切り詰めざるを得ない風潮が濃厚な中、それは当然のことなのであろう。
大したことではないものの、 "久しぶりのこと" をしてみると、何となく休日を過ごしている気分となるものである。休日はこういうふうでなければいけないのだろうと、つまらぬ自覚をしたものだった...... (2008.06.28)
コメントする