"いい仕事してますねぇ" とは、聞きなれた言葉であるが、通販でちょっとした "光学部品" を購入して思わずそんな言葉が出そうになった。
気分がパッとしない時には、何か自分を楽しくさせるような "おもちゃ" があると多少なりとも救われるものだ。そんなことで、今、ケータイ付属のカメラに関心を向けている。というのも、 "Google" の無料ブログを活用して、 "写真日誌" にも挑戦しているのだが、その際、ケータイ付属カメラを使い、そしてそのままケータイでアップロード投稿をしているからなのである。
これまで、ケータイ付属カメラなんぞチャチで使えないものと高を括ってきたのだったが、いざなだめなだめ使ってみると、日誌のスナップ写真向きならば妥協できないわけでもないと思いはじめたのである。
で、これまで見向きもしなかったケータイ付属カメラのスペックも "取説" をひっくり返してみたりすると、何と一応 "ズーム" 機能まで付いていたではないか。もちろん、 "光学ズーム" ではないため、画質が劣化することとの引き換えではある。
ケータイ付属カメラも、相応にアングルを工夫するならば多少気の利いた記録写真程度は撮れる。しかし、アングルの工夫と言っても、限界があり、やはり "ズーム" なり "望遠" なりの機能が必要となってくる。
そんなことで、ケータイ付属カメラ用の "望遠" レンズはないものかと探していたのである。ただ、仮にも "カメラ好き" な自分なので、プラスチック・レンズとかそれに類する間に合わせに過ぎないものならば御免被りたいと思っていた。
だが、今回注文して届いた製品は、思いのほかの優れモノであり、だから、 "いい仕事してますねぇ" という感想となったのである。モノは、"トダ精光 ケ-タイレンズ K-501 TELEPHOTO 2.0倍 アルミニウム製 シルバー" で "Amazon" を通して ¥ 2,307(税、送料込み)で入手した。
何よりも好感が持てたのは、レンズがガラス製で口径もそこそこの大きさであったこと、そして、筒もプラスチックではなく "アルミ製" であり、いかにも自分好みの質量感があったことだ。もちろん、さっそく試写してみたが "悪くない" 感触であった。
確かに、昨今は、エレクトロニクス製品の価格は、他の商品の価格がジリジリと上昇しているのに対して、まるで地を這うように低い。しかし、この "ケ-タイレンズ" は小物とは言え実に価値ある製品だと関心させられた。さすが、優れた光学製品提供を支えてきたこの国の中小規模企業ならではの製品だと再認識させられたものであった。
これで、とかくマンネリ気味となりがちな "写真日誌" にも、幾分かの薬味を投じることになろうかとほくそえんでいるわけだ...... (2008.07.04)
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