昭和50年代の頃だっただろうか、 "松鶴家千とせ" ( http://shokakuya.blogzine.jp/ )という一風変わった芸風の漫談家が爆発的な人気を集めていた。<わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ>の流行語もその時に生み出された。
今でも活躍しているが、時々ふいに思い起こすのが次のフレーズなのである。
<俺が 昔 夕やけ だった 頃
弟は こやけ だった
父さんが 胸やけで
母さんは 霜やけ だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ>(ご当人の作)
そこで、唐突ながら、 "松鶴家千とせ" を真似てちょいと遊んでみることにした。
「俺が 昔 "松鶴家千とせ" だった 頃
時として 俺は "飯" だった
弟は "出汁" で
妹が "梨"
姉さんが "ケシ" だった
そんな当時おやじは "寿司" で
おふくろは "箸" だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ
シャバダバタシャバダバ
俺が 昔 "虫" だった 頃
弟は "石" で
姉さんは "櫛"
おふくろが "牛" だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ
そう言えば おやじは "香具師" で
あにきは "弟子" だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ
シャバダバタシャバダバ
俺が 昔 "利子" だった 頃
弟は "のし" で
姉さんは "貸し"
あにきは "阻止" だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ
そんな時 おやじは "歳" で
おふくろが "主" だった
わかるかなぁ わっかんねえだろうなぁ
シャバダバタシャバダバ......」(筆者による贋作)
...... (2008.07.10)
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