お暑うございます、と言うよりもやはり、蒸し暑うございます、と言った方が正確なのであろう。名古屋も京都もこんなふうな蒸し暑さだったと思うが、四国の愛媛はもっとサラッとしていたし、暑いと言われる海外の地域でも気温が高い割りには過ごしやすいところはいくらでもあるようだ。都会の夏は、このムッとするような高湿度の暑さがまさに不快なのである。
こんな日々に "脅かされて" ということになろうか、夏休みをとることにした。今年もまた、まとめて三日とらずに、週末の金曜日を三週間に渡ってとり続けるという "セコイ" 方式を採用することにした。
特に旅行などの当てがあるわけでもないため、この暑さの中で体調をキープし続けるため、年寄り染みた選択をしたわけである。
落語に、 "もう半分" という噺がある。飲兵衛の年寄りが、好きな酒をじっくりと味わって、楽しんで飲むために、湯のみ茶碗に最初からなみなみと注いでもらわずに、 "半分" づつ注いでもらって、 "もう半分"、"もう半分" と楽しみを引き延ばすというある種の人には "共感" を呼びそうな噺なのである。さしずめ、夏休みを "もう一日"、"もう一日" と三度に分けて引き延ばす自分には、飲兵衛の意地汚さ、その滑稽さに通じるものがありそうな気がしないでもない。
こんな日々に "脅かされて" ということになろうか、夏休みをとることにした。今年もまた、まとめて三日とらずに、週末の金曜日を三週間に渡ってとり続けるという "セコイ" 方式を採用することにした。
特に旅行などの当てがあるわけでもないため、この暑さの中で体調をキープし続けるため、年寄り染みた選択をしたわけである。
落語に、 "もう半分" という噺がある。飲兵衛の年寄りが、好きな酒をじっくりと味わって、楽しんで飲むために、湯のみ茶碗に最初からなみなみと注いでもらわずに、 "半分" づつ注いでもらって、 "もう半分"、"もう半分" と楽しみを引き延ばすというある種の人には "共感" を呼びそうな噺なのである。さしずめ、夏休みを "もう一日"、"もう一日" と三度に分けて引き延ばす自分には、飲兵衛の意地汚さ、その滑稽さに通じるものがありそうな気がしないでもない。
休みといえども欠かせないのがウオーキングであり、タオルやらサングラスやらと万全の暑さ対策をして燃える戸外でたっぷりと汗を流してきた。暑さは暑さとして、やはり気分は爽快となるものだ。
川の浅瀬で、放流されたコイが背びれを覗かせながら泳いでいたのが印象に残った。決して涼しげではなく、コイとて "ぬるま湯" のような川の水を不快に感じていたに違いなかろう。
帰宅後、いつもならば早々に汗を流すのだが、そのままの格好でクルマを使い買い物に出ることにした。日曜大工作業に関するちょっとした探し物があったからだ。この炎天下に再び出ればまたどうせ汗だくとなるのだろうから、このままで用を済ませてしまおうという魂胆だったのだ。
ただ、そんな格好で再度家に戻ったのは日が暮れてからであり、今日は、何だかんだと一日中家を空けたことになってしまった。いい歳をして、一度休み気分となってしまうと、 "糸の切れた凧" 同然なのだから、我ながら恐れ入った...... (2008.07.25)
川の浅瀬で、放流されたコイが背びれを覗かせながら泳いでいたのが印象に残った。決して涼しげではなく、コイとて "ぬるま湯" のような川の水を不快に感じていたに違いなかろう。
帰宅後、いつもならば早々に汗を流すのだが、そのままの格好でクルマを使い買い物に出ることにした。日曜大工作業に関するちょっとした探し物があったからだ。この炎天下に再び出ればまたどうせ汗だくとなるのだろうから、このままで用を済ませてしまおうという魂胆だったのだ。
ただ、そんな格好で再度家に戻ったのは日が暮れてからであり、今日は、何だかんだと一日中家を空けたことになってしまった。いい歳をして、一度休み気分となってしまうと、 "糸の切れた凧" 同然なのだから、我ながら恐れ入った...... (2008.07.25)
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