あまりの暑さを避け、事務所に出ることにした。
盆休みのせいか道路の交通量は極めて少ない。盆と正月と言うが、正月と同様に戸外は閑散とした雰囲気となっている。
故郷のある人は帰省しているのだろうと想像した。わかる気がする。同じ暑さだとしても、都会の猛暑ほど味気なくかつ不快なものはない。逃げ出したい思いがするのは誰しも同じなのかもしれない。子ども時代の記憶に残った、今よりはましなかたちで残されていた自然の思い出に惹かれて帰省するというのは十分にわかるような気がする。
とは言っても、ガソリン代が高止まりしているので、クルマ利用の帰省は差し控えられているのであろう。しかし、公共交通を利用すればいいはずなのだと思う。
そして、この際、遠距離移動にマイカーを利用する "惰性" から脱却してしまえばいいのかもしれない。時代は、とっくにこうした "惰性" を許す状況ではなくなっているのだろう。公共環境に対して "無責任" 過ぎる市場主義経済に踊らされ、煽られて無意識に行っているのを順次自覚的に受けとめて行くに越したことはなさそうだ。
幸い、今の若い世代には "クルマ離れ" の傾向があるとかだが、それは悪くない傾向のように思える。
先日の話題ではないが、今後、「鬱の時代」が50年は続くのだとしたら、何はともあれ "バブル時代" や「躁の時代」の悪しき名残りからは速やかに脱却するのが順当なのかもしれない。いや、いち早くそうしたことに気づき、それを実践する者が時代変化が生み出す軋轢だらけのトンネルを、被害少なく通過して行けるのかもしれない...... (2008.08.16)
盆休みのせいか道路の交通量は極めて少ない。盆と正月と言うが、正月と同様に戸外は閑散とした雰囲気となっている。
故郷のある人は帰省しているのだろうと想像した。わかる気がする。同じ暑さだとしても、都会の猛暑ほど味気なくかつ不快なものはない。逃げ出したい思いがするのは誰しも同じなのかもしれない。子ども時代の記憶に残った、今よりはましなかたちで残されていた自然の思い出に惹かれて帰省するというのは十分にわかるような気がする。
とは言っても、ガソリン代が高止まりしているので、クルマ利用の帰省は差し控えられているのであろう。しかし、公共交通を利用すればいいはずなのだと思う。
そして、この際、遠距離移動にマイカーを利用する "惰性" から脱却してしまえばいいのかもしれない。時代は、とっくにこうした "惰性" を許す状況ではなくなっているのだろう。公共環境に対して "無責任" 過ぎる市場主義経済に踊らされ、煽られて無意識に行っているのを順次自覚的に受けとめて行くに越したことはなさそうだ。
幸い、今の若い世代には "クルマ離れ" の傾向があるとかだが、それは悪くない傾向のように思える。
先日の話題ではないが、今後、「鬱の時代」が50年は続くのだとしたら、何はともあれ "バブル時代" や「躁の時代」の悪しき名残りからは速やかに脱却するのが順当なのかもしれない。いや、いち早くそうしたことに気づき、それを実践する者が時代変化が生み出す軋轢だらけのトンネルを、被害少なく通過して行けるのかもしれない...... (2008.08.16)
コメントする