どうも天候が "極端" なようだ。加減の効かないクーラーのようで、涼しいのはいいとしても、ここまで冷え込ませると、気が利かないということになる。こうした "極端" な対応しかできなくなってしまったのだろうか......。気のせいか、この辺に昨今の異常気象の片鱗を見る思いがする。
今朝なぞは、夏用の薄い掛け布団では心もとない気にさせられた。元来、貧乏性の自分は、掛け布団はどちらかと言えば重くて存在感のあるものを好む。夏でも、暑ければどっちみちはいでしまうので、厚手の布団で良いとしてきた。が、ここしばらくの暑さは、さすがにそんなことも言ってられず、夏用の薄い掛け布団にしてきた。
しかしどうもこの涼しさになってしまうと、再び、重くて存在感のあるものを引っ張り出さなければならなくなる。
季節の変化というものは、 "いつの間にか" とか "じわじわと" というのが相場であったはずだ。知らず知らずのうちに朝晩涼しくなり、そして秋めいてきた、というように。ところが、昨今のそれは、 "いきなり" というデジタル型の変化に取って代わってしまったのであろうか。多分、このまま涼しい秋に移行するとは考えにくいが、それにしても、こんな天候の日々が突然やって来たりする現象は、しっかりと "カウント" した方がいいように思える。過去にもあった例を引き合いに出してばかりいても、気休めにはなろうけれど、進行している異常さが見失われるのではあるまいか......。といっても、気象観測関係者にあっては、地球レベルの気象全体の変動を掌握するのは荷が重過ぎるのであろうか。
まあ、そんな天候に振り回されるわれわれは、せいぜい風邪なんぞをひかないように気をつけたいものだ...... (2008.08.23)
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