気象情報では、今日、明日は "前線" の停滞で列島全体が不安定な天候になる模様だ。雷や降雨量にも警戒が必要なのかもしれない。
まるで、時季はずれの "台風" 騒ぎとなっているようだ。これで、秋本番の台風シーズンとなったらどんな手痛いことになるのかと、これからのことも心配になってしまう。
しかし、この豪雨に関するニュースなどの報道によれば、死者などの犠牲者や土砂崩れその他による家屋損壊などが発生しているようで、決して軽んじることはできない状況のようである。
今朝のウォーキング時には、氾濫も起こしたとされる "境川" の流れを注視してみた。増水の程度は治まっていたが、流れる水は透明度がまるでなく、赤土混じりの黄土色に濁り切っていた。
どこかに避難していたのであろうカルガモが一、二羽戻っていた。それ以外は、まるで精彩がなく、強い流れで運ばれて来たと思しき大型ゴミなどが醜く引っ掛かったりしていた。
この川に放流された鯉たちは、 "砂袋" に砂を飲み込んで、川底の陰に潜んでいるのだろうが、それにしても、随分と難儀をさせられたに違いなかろう。早く、澄んだ水が穏やかに流れるいつもの "境川" に戻してやりたいものである。
ある知人が口にしていたが、景気やその他世相が不安定なのに加えて、天候までが人々を脅かす状態となってしまって、生きた心地がしない......、と。
まさにその通りである。もう大分以前からこんな "全天候型社会不安" がはじまっているため、ある程度は "耐性" もできはじめていそうかとは思うものの、気分の休まる時がないというのが実情のようだ。
最近では、かつては時々思い起こしたりしていた昔ののんびりとした光景も、もはやついぞ思い浮かべることがなくなってしまったような気がする。
こうやって、時代環境に見合った "人種" が生み出されていくものなのか、とシビァなことを考えたりした...... (2008.08.30)
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