ますます "劣化" していくようなTV番組状況かと思えるが、それでも玉石混交の観があり、後日ゆっくりと鑑賞したいと思わせるものや、これは保存版としたいというようなものもある。そんなことで、自分なりに作り上げたスタイルでDVDライブラリーを作り続けている。
最近では、高画質ハイビジョン番組を "ブルーレイディスク" に録画しようというハイエンド志向の人もいるようだが、諸般の事情でそこまでは立ち至ってはいない。
確かに、高画質ハイビジョン番組は実に感動的に美しい画像ではある。しかし、それらを再現するようなDVDを残そうとしたならば、あまりにも手間とコストが掛かり過ぎるようだ。それ向けの機材ももちろん必要となるが、記録メディアである大容量DVDメディアだってバカにならない。やがて、それらも低廉化するのだろうが、今はまだ手軽な水準に至ってはいないと判断している。
自分は、現在ますます安くなっている4.7GBの通常のDVDメディアを愛用することにしている。これでも、使い方を工夫するならば十分に活用できる。
容量がこのサイズを超えるコンテンツは、4.7GBの範囲内に最適に圧縮して焼くことができるのであり、そのための便利なアプリソフトも存在する。この辺の事情は、しっかりと研究済みであり、今では何の苦労もなくこなしている。
また最近では、 "地デジ" 番組をやや特殊な方法によって4.7GBDVDメディアに焼き込むこともしている。そのまま高画質で残すことはできずデータ圧縮することになるが、それでもアナログ放送では避けられないノイズを拾わずに済む分だけ良い画質が得られる。
以前にも書いたかと思うが、この趣味もこれで結構手間が掛かってしまい、仕事関係をはじめとしてほかにやるべきことが多くなると、作業のバックログが蓄積してしまい何だか追われる気分となり気ぜわしくなる。
このところ、プリンタブルのディスクにコンテンツにふさわしいタイトル画像を印刷するどころか、録画予約で溜まってしまうHDDを整理するのにてんやわんやとなったりしている。趣味の範疇なのだから、何も気ぜわしくならなくても良さそううなものなのにと、奇妙な心境となったりする。
これを書きながらも、複数台のPCでバックログ解消の処理作業をやっているのだが、楽しさ半分、腑に落ちない気分半分といったところか。一体、趣味の範疇で忙しくてどうなるというのか...... (2008.09.14)
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