もっとも、そうした "歯の被せ金属" は、まるで虫歯の穴を塞ぐマンホールの蓋(?)のような形状なので、物理的に言って外れない方が不思議なのかもしれない。前回、同様の治療をした時にも医者が言っていたものである。
「こういうものは取れやすいんですよね。だから今日、セメントで修復しても、今日中にとれてしまう場合だってないとは言えません」
と、ご丁寧に "保証" (?)までしてくれたものであった。その箇所はどういうものか大人しくなっている。
やれやれまた、手間の掛かる歯医者通いかと思うと何だかウンザリ気分となる。
いつだって、身体の故障が生じるのはいやなものである。しかし、ご時世が "疾風怒濤" の状況で、何かと気ぜわしい気分とさせられている昨今だけに、少なくとも自身の身体の面だけは特に問題なし、というふうでありたいと望んできた。おそらく、昨今、誰でもが感じていることではあろう。
"歯の被せ金属" が外れるくらいは何でもないことだが、それがきっかけで、ふと、とある気がかりな身体の症状のことを思い起こしてしまったのである。
まあ、加齢に伴うありがちな症状のようではあるが、いよいよ何らかの措置を講じなければならないかと若干懸念しはじめている。 "前立腺肥大" の兆候をなしとはしないようだからなのである。いわゆる、男の老人病のひとつだそうだから、これまたやれやれという面持ちとさせられている。
今のところ気になるのは、夜間、尿意を催して起こされる回数が3回程度であり、睡眠がやや妨害されるという点なのである。90分の睡眠サイクルが終える毎に起こされそうになってしまう......。
前回診療を受けた際には、その範囲の回数ならば必ずしも多いとは言い切れない微妙なところだと言われた覚えがあり、他に排尿時に違和感があるわけでもないので、様子見という状況とはなっている。
だが、何かにつけて今の状況は身体の心配なぞおちおちしていられない時期だと感じざるを得ない。 "病は気から" とは真理に違いないと思う自分は、先ずは悪い環境に立ち向かう気力を養いつつ、その "お釣り" で身体の方もに良い影響を及ぼしたいものだと考えている...... (2008.09.23)
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