まあ、しょうがないか、にしてもこれからどうする? という事態が生じた。またわが家に猫が一匹増えそうなのである。
昨夜帰宅すると家内が鎮痛な面持ちで、
「大変なことになっちゃった」
と言って、事情を話した。日中、庭のフェンス越しで鋭く鳴き続ける猫の声がして、放っておくこともできないので傍に寄ってみると、子猫がうずくまっていたというのだ。手にしてみると、つぶらな目にはベットリと目やにがこびり付いていて、それが放置して置けない引き金のようなきっかけとなったという。
「で、今どこにいるの?」
「猫用のミルクを買って与え、とりあえず、出窓の下の物置に......」
自分は、着替えもせずにさっそく顔を見ることにした。まあ、後先のことはおくとして、どんなやつなのかに興味を持ってしまったのだ。
すぐに家内が連れてきたが、そいつは、暖かそうな毛布のかけらに包まって、寝ぼけ顔をのぞかせていた。多分、あちこちを彷徨い歩き、そしてありったけの声で鳴き続けて疲れ切ったところで満腹になり、今度は眠気に襲われているといったところなのであろうか。
両手で包めるほどのいかにも頼りなさそうな大きさの子猫である。が、生後まもないという感じでもない。模様は三毛で、顔のつくりは小さいが、結構、耳が大きいような印象を受けた。動物の赤ちゃんといものはみなかわいいものだが、まずまずの器量かと思われた。
昨夜帰宅すると家内が鎮痛な面持ちで、
「大変なことになっちゃった」
と言って、事情を話した。日中、庭のフェンス越しで鋭く鳴き続ける猫の声がして、放っておくこともできないので傍に寄ってみると、子猫がうずくまっていたというのだ。手にしてみると、つぶらな目にはベットリと目やにがこびり付いていて、それが放置して置けない引き金のようなきっかけとなったという。
「で、今どこにいるの?」
「猫用のミルクを買って与え、とりあえず、出窓の下の物置に......」
自分は、着替えもせずにさっそく顔を見ることにした。まあ、後先のことはおくとして、どんなやつなのかに興味を持ってしまったのだ。
すぐに家内が連れてきたが、そいつは、暖かそうな毛布のかけらに包まって、寝ぼけ顔をのぞかせていた。多分、あちこちを彷徨い歩き、そしてありったけの声で鳴き続けて疲れ切ったところで満腹になり、今度は眠気に襲われているといったところなのであろうか。
両手で包めるほどのいかにも頼りなさそうな大きさの子猫である。が、生後まもないという感じでもない。模様は三毛で、顔のつくりは小さいが、結構、耳が大きいような印象を受けた。動物の赤ちゃんといものはみなかわいいものだが、まずまずの器量かと思われた。
さてさて、どうしたものか......。というのも、現在、家の中で飼うことにして外には出していない "内猫" が二匹すでに "先住" していて、おまけに、玄関先の猫小屋で飼っている "外猫" が二匹いるのである。いずれも "よんどころなく" 飼うことになったものたちなのである。
"外猫" たちは朝晩の餌やりだけの手間でありどうということはないのだが、 "内猫" たちが意外と手間を掛けさせている。毛づくろいで毛を舐めるためであろう、しばしば畳の上に "もどす" という不始末をする。また片方の猫は "便秘" 気味で苦し紛れに所かまわず "粗相" を仕出かす。だから、彼らがいる居間に朝一番入る際には、どんな "粗相" をしているかとビクビクものとなったりしている。
また、猫たちは、 "新参もの" に対して過剰反応をするものだ。まして、防御力のない子猫となれば何をされるかわからない。
そうしたことをいろいろ思案すれば、まるで子猫のように途方に暮れる思いとなってしまうわけだ。しかし、これから戸外は一段と寒さが強まってもくるだろうし、いやー困った...... (2008.11.15)
"外猫" たちは朝晩の餌やりだけの手間でありどうということはないのだが、 "内猫" たちが意外と手間を掛けさせている。毛づくろいで毛を舐めるためであろう、しばしば畳の上に "もどす" という不始末をする。また片方の猫は "便秘" 気味で苦し紛れに所かまわず "粗相" を仕出かす。だから、彼らがいる居間に朝一番入る際には、どんな "粗相" をしているかとビクビクものとなったりしている。
また、猫たちは、 "新参もの" に対して過剰反応をするものだ。まして、防御力のない子猫となれば何をされるかわからない。
そうしたことをいろいろ思案すれば、まるで子猫のように途方に暮れる思いとなってしまうわけだ。しかし、これから戸外は一段と寒さが強まってもくるだろうし、いやー困った...... (2008.11.15)
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