"GreenWebBuild" という奇妙な名称の "ブログサイト" を立ち上げ中である。
この "GreenWebBuild" とは自分の造語であり、言ってみれば、 "Greenな(持続可能な)" 地球を願ってウェブをデザインする、ということになろうか。
米国大統領オバマ氏の『グリーン・ニューディール』(A Green New Deal)政策に比べれば、取るに足らないアクションでしかない。
ところで、この政策は "地球温暖化" という差し迫った課題と、 "世界金融危機" の克服というこれまた緊急課題とを、ひとつの坩堝で練り上げて解決しようという、まさに画期的な政策だと感心せざるを得ないのである。そして、この政策が軌道に乗るならば、これまでの偏った "文明観" さえ大幅に塗り替えられることにつながって行くに違いないと、そんな希望をも抱かせるものだとも感じさせた。全世界の人々が、ここまでの、巨大な "地獄" を潜り抜けるからには、小手先の政策ではなく、まさにドラスティックな政策こそがふさわしいはずであろう。
もちろん、シニカルな現代人がこの政策の実現可能性に冷ややかさで遇することは容易に想像できる。また、 "世界金融危機" を引き起こした者たちが、性懲りも無くその貪欲さを再立ち上げしようとする向かい風もあるに違いない。前途多難さは火を見るよりも明らかなのかもしれない。
ただ、何百万人もの失業者が溢れる社会に、相応の(500万の)新しい雇用を創出するという構想が持つ意義は、同時代人たちのシニカルさを諌(いさ)めて余りあるのかもしれない。
そんな文脈において、自分たちも未曾有の苦しいただ中で仕事をするのだから、報酬を目指すだけで終わることなく、やはり "社会的コンセプト" なぞをしっかりと踏まえながら推進すべきではなかろうかと……。いや、そうしなければやってられない、という心持ちなのである。
"Greenな(持続可能な)" 地球を願ってというコンセプトから、どんな具体的なビジネス企画を手繰り寄せていくのかは今後に託したいと考えている。
いささか気が早いのであるが、そのブログの "タイトル画像" を以下に披露させていただこうかと……。
病んだ地球を毅然として守護せんとする「愛」の文字! 言わずと知れた "直江兼続" の兜を飾ったものである…… (2009.01.29)
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