<都立高入試の開始混乱 繰り下げ連絡遅れる JR故障で>( asahi.com 2009.02.23 )というサイト記事を見て、そう言えば "都立高入試" の頃なんだなぁ、と気づかされた。
最近は何やら必死の気分が続いているためか、季節感が吹っ飛んでしまっていた。
で、二月二十日過ぎが決まりとなっている "都立高入試" に思いを寄せてみると、自分にとって二月という月は "ストレス集中月間" であり続けたのかもしれない、と思えたりした。
が、それでは忌み嫌うべき月かといえば、必ずしもそうでもない。 "ストレス" は集中したものの、それを背負い込むがんばりが奏功してなのか、まずまずの結果に至ることが多かったような気もするからだ。
四十数年前の "都立高入試" にしても、目指す高校に合格することはできたものの、入試までの一、二月の "ストレス" とそれに抗しての "追い込みぶり" は大変なものであったかと記憶している。ほかにも、この二月という時期には、過去似たようなことが度重なった思い出がある。
最近は何やら必死の気分が続いているためか、季節感が吹っ飛んでしまっていた。
で、二月二十日過ぎが決まりとなっている "都立高入試" に思いを寄せてみると、自分にとって二月という月は "ストレス集中月間" であり続けたのかもしれない、と思えたりした。
が、それでは忌み嫌うべき月かといえば、必ずしもそうでもない。 "ストレス" は集中したものの、それを背負い込むがんばりが奏功してなのか、まずまずの結果に至ることが多かったような気もするからだ。
四十数年前の "都立高入試" にしても、目指す高校に合格することはできたものの、入試までの一、二月の "ストレス" とそれに抗しての "追い込みぶり" は大変なものであったかと記憶している。ほかにも、この二月という時期には、過去似たようなことが度重なった思い出がある。
大体、自分は "土壇場勝負" をするタイプであった。根が楽観的というか、怠け者であり、追い込まれて追い込まれての土壇場でようやく "集中力" らしきものが立ち上がってくるのだ。日頃から小出しの "集中力" でも出し続けていれば、苦労も少なくて済むのにと、当の土壇場では痛感したりするのだが、それができないできた。
それというのも、 "一点突破" のごとき "集中力" が、必要な時にはどうにか立ち上がり続けていたのがいけなかったのかもしれない。高を括る "心根" がどこかに居座っていたのであろう。
しかし、その "心根" も歳とともに風化してきた。孫悟空の如意棒よろしく頼りに感じてきた "土壇場勝負用集中力" なるものが、日毎に頼りないものと化しているのにようやく気づかざるを得なかったのだ。
"継続は力なり" なんぞということわざを書いた紙、今まではなおざりにしてクシャクシャに丸めて放り投げていたそんな紙を、やおら拾い上げ、詫びながら手のひらで延ばしてみたところで今さらどうなるものでもなさそうだ......。
が、遅まきながら五十を過ぎてからであろうか、 "継続は力なり" のにわか信徒となり、やがて "継続以外に力はない" とまで身に染みて感じるようになったようだ。
考えてみるに、この "悟り" とて "土壇場勝負" タイプの自分ならではのマヌケぶりであろう。こともあろうに、終盤戦の "土壇場" になって "継続は......" と気づくのもどうかと思わずにはいられない。
この世に生まれ出てきたその時に、 "一点突破" のごとき "集中力" を発揮すべきだったのである。ならば、今頃は、きっと博士か大臣くらいには到達していたのでは......。少なくとも、 "ろれつの回らない大臣" なんぞは尻目にしていたに違いない...... (2009.02.23)
それというのも、 "一点突破" のごとき "集中力" が、必要な時にはどうにか立ち上がり続けていたのがいけなかったのかもしれない。高を括る "心根" がどこかに居座っていたのであろう。
しかし、その "心根" も歳とともに風化してきた。孫悟空の如意棒よろしく頼りに感じてきた "土壇場勝負用集中力" なるものが、日毎に頼りないものと化しているのにようやく気づかざるを得なかったのだ。
"継続は力なり" なんぞということわざを書いた紙、今まではなおざりにしてクシャクシャに丸めて放り投げていたそんな紙を、やおら拾い上げ、詫びながら手のひらで延ばしてみたところで今さらどうなるものでもなさそうだ......。
が、遅まきながら五十を過ぎてからであろうか、 "継続は力なり" のにわか信徒となり、やがて "継続以外に力はない" とまで身に染みて感じるようになったようだ。
考えてみるに、この "悟り" とて "土壇場勝負" タイプの自分ならではのマヌケぶりであろう。こともあろうに、終盤戦の "土壇場" になって "継続は......" と気づくのもどうかと思わずにはいられない。
この世に生まれ出てきたその時に、 "一点突破" のごとき "集中力" を発揮すべきだったのである。ならば、今頃は、きっと博士か大臣くらいには到達していたのでは......。少なくとも、 "ろれつの回らない大臣" なんぞは尻目にしていたに違いない...... (2009.02.23)
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