"晩酌" の効用が教える脳の働きの改善策? ......

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  "身体の疲れ" はそこそこムリが利くようである。だが、 "頭の疲れ" の方は、まさに "下手な考え休むに似たり" と言うように、ムリをしたところで効果はなかなか上がらない。肉体労働は、強制的な指示がそこそこ有効でも、頭脳労働というものに強制を加えてもあまり効果が期待できないのと同じことなのかもしれない。
 別に意地を張っているのでもなく、先月から土日の休暇を返上しつつ仕事のはかが行くべく努めている。そんな中で思うことが、身体の疲れと頭の疲れとの違いなのである。
 最近ふと気がついたことがあった。帰宅して夕食やその際の "晩酌" を済ませて一服した後、書斎に入り何気なく仕事関連の本を開いて読んだり、PCに向かって気になっている箇所の作業を進めたりすると、これが意外と好調に進むのである。
 もちろん、ほろ酔い加減ですることである。ところが、事務所で時々ある、しばしの間頭の働きがフリーズ状態となっていたりする時間帯の、その時の仕事の進捗などと比べるとまるで違ったアクティーブさを感じることがあるのだ。まあ、時として、ほろ酔い状態が醸し出す "錯覚" であったりすることもないではないが。要するに、アルコールがもたらす "高揚感" の仕業がないとは言えない。
 ただ、控えめの晩酌の際には、意外と頭の働きには効果的なのではないかとマジに思ったりもする。
 要するに、適度のアルコールが、頭の働きを邪魔している雑念を打ち払ってくれるのだろうか。それはありそうな気がする。

 イメージ的に言えば、われわれの頭の働きというのは、どうも不安やストレスやその他諸々のマイナス要因によってパワー・ダウンを余儀なくさせられていそうである。
 つまり、脳の働きというのは、 "自縄自縛" 的なところがあるのではなかろうか。そして、それを逆に言えば、脳の働きというのは、それを絶対水準としてパワー・アップすることを工夫するよりも、むしろ "自縄自縛" 的なかたちでパワー・ダウンを強いている状態をこそ解放、改善すること、それが有効なのではなかろうかとそう感じるのである。
 まあ、オヤジの考えだから "晩酌" がどうのこうのと書いたが、まともな脳科学者や教育者ならば、 "自由な精神状態" を作ることが脳の働きを高める大前提なのですとか言うのであろう。

 この視点を無造作に拡大するのも何だが、とかく、人間の "無垢" なかたちのパワーや可能性というものは、多くのブレーキやサイド・ブレーキ、そして "大リーグ・ギブス(?)" などによって "台無し" にされているのかもしれないわけである。
 だから、やらなければならないことは、パワー・アップだけを何とかしようとするのではなく、パワーを殺いでいる周辺環境をこそ何とかすべきなのかもしれない...... (2009.03.09)












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