こんな時期、やはり "公務員" というのは気がラクなのであろうか? "公務員" には "公務員" としての辛い部分もあるのだろうけれど、そう易々とリストラされたり路頭に迷うことになるというような民間企業関係者のようなどんでん返しが無いだろうと思えるからである。
今は何といっても、 "不安定な雇用" をはじめとして、いわば生存権までが脅かされているような環境である。だから、異次元空間に住む人たちのような "公務員" っていいなあ、と思う人が少なくないのではないかという気がする。
今は何といっても、 "不安定な雇用" をはじめとして、いわば生存権までが脅かされているような環境である。だから、異次元空間に住む人たちのような "公務員" っていいなあ、と思う人が少なくないのではないかという気がする。
こんなことを書いているのは、今日の昼、外食をしたレストランで、そうした "異次元空間" の住人らしき人たちを見たからである。
その人たちは、何人かでたむろするかのようにレストランの一角を占めていた。みな黒っぽいユニフォームらしきものを着込んで、ブーツを履いていた。一体どういう人たちなんだろう、とはじめはよくわからなかった。
しかし、何となく "のんびり" とした雰囲気を湛えていたのが印象的であった。会話もおっとりとしており、とても、厳しいビジネス戦線で稜線を歩かされている厳しい雰囲気はない。
一体、どういう人たちなんだろう、と食事をしながら視線をやっていると、はたとその正体が判明したのであった。そのユニフォームの右腕部分に、小さな「〒」のマークが見えたのである。郵政関係の人たちだったのである。だから、正確に言えば、 "民営化" されたわけだから、 "公務員" ではないのだろうが、雰囲気といい、実質といい "公務員" 以外ではないと見えたものだ。
やがて、その一つの証しとも言えるようなタームが聞こえてきたりしたものだった。
「それは、 "組合" に言うべきだよ......」と。
決して、 "組合" という言葉は "公務員" ジャンルの人たちの "隠語" ではないわけだが、なぜだか、自分にはその言葉が彼らの身の上を照らす言葉のように思えた。
人をその外見で判断してはまずいが、良い意味でもそうでない意味でも、彼らの "おっとり" とした雰囲気が、現在置かれている "公務員" たちの "特殊な立場" を物語っているかのように思えたのである...... (2009.03.31)
その人たちは、何人かでたむろするかのようにレストランの一角を占めていた。みな黒っぽいユニフォームらしきものを着込んで、ブーツを履いていた。一体どういう人たちなんだろう、とはじめはよくわからなかった。
しかし、何となく "のんびり" とした雰囲気を湛えていたのが印象的であった。会話もおっとりとしており、とても、厳しいビジネス戦線で稜線を歩かされている厳しい雰囲気はない。
一体、どういう人たちなんだろう、と食事をしながら視線をやっていると、はたとその正体が判明したのであった。そのユニフォームの右腕部分に、小さな「〒」のマークが見えたのである。郵政関係の人たちだったのである。だから、正確に言えば、 "民営化" されたわけだから、 "公務員" ではないのだろうが、雰囲気といい、実質といい "公務員" 以外ではないと見えたものだ。
やがて、その一つの証しとも言えるようなタームが聞こえてきたりしたものだった。
「それは、 "組合" に言うべきだよ......」と。
決して、 "組合" という言葉は "公務員" ジャンルの人たちの "隠語" ではないわけだが、なぜだか、自分にはその言葉が彼らの身の上を照らす言葉のように思えた。
人をその外見で判断してはまずいが、良い意味でもそうでない意味でも、彼らの "おっとり" とした雰囲気が、現在置かれている "公務員" たちの "特殊な立場" を物語っているかのように思えたのである...... (2009.03.31)
コメントする