"立派な大人もいるのだという事実" が、何よりも大きな励みとなる ......

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 昼食に外出した際、両親に手を引かれた "ピカピカの一年生" らしき子どもたちを見かけた。今日は午前中いっぱい緊張させられたのかもしれないが、歩く姿は、甘えん坊そのものである。フニャフニャ、デレデレといった感じに思えた。
 しかし、胸に "花飾りのリボン" を付けてもらって歩いている子どもは、何とも言いようがなく可愛い。これからは楽しいことも数多くあろうけれども、いろいろと途方に暮れるような辛いことにも出会うのだろうな......、などと想像すると、がんばるんだよ! と密かに激励したくなったものだ。
 どんなに憂鬱な気分であろうが、そんな小さな子どもたちのあどけない姿や、無頓着な小動物たちを目にすると、思わず顔が笑みでほころぶというものである。

 そんな矢先に、次のような報道記事が目にとまり、これこそ "ニュース" だな、と感心した。
<「教育に使って」 弁護士が1億6500万円寄付>(【共同通信】経由で、2009/04/10 【山梨日日新聞】より )

 貴重かつ希少な "ニュース" なので全文引用しておく。

<「古里の教育に使って」と1億6500万円 富士吉田へ故羽田弁護士が寄付
 昨年10月に亡くなった富士吉田市出身の弁護士・羽田辰男さん(享年80歳)から同市に1億6500万円余りの寄付金が届いた。羽田さんは「子どもたちの教育振興に使ってほしい」と古里への寄付を続け、善意の合計は3億円を超える。市教委は「遺志に応えるため有効に活用したい」としている。
 市教委によると、先月30日、羽田さんの遺言書を管理している弁護士から遺言に基づき寄付の申し出があり、今月3日に1億6516万6745円が振り込まれた。
 羽田さんは同市小明見出身で、岐阜市内で生活していた。1990年に2000万円、2000年に2000万円を寄付。羽田さんの地元・明見地区の小中学校の図書購入費に充てられた。さらに2007年度に1億円の寄付があり、市内の子どもの読書推進や学校・市立図書館の資料整備などに運用している。
 市教委によると、生前の羽田さんは人前に出て感謝状を受け取ることなどを拒み、「暮らしは低く、思いは高く」との信念で、弁護士報酬をためては市や岐阜市に寄付していたという。
 富士吉田市教委は「古里の将来を担う子どもたちの教育を常に気にしてくれていた。使い方は十分に検討したい」としている。>

 今どき、なかなかできないことだと思う。子どもたちにとっては、実益もさることながら、こうした "立派な大人もいるのだという事実" が、何よりも大きな励みとなるに違いないと思えた...... (2009.04.10)












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