"弱気" となりがちな人々に対して一言提言 ......

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 最近、自分自身がやや "弱気" になっているかと心配したりする。別に、 "強気" になりたいとは思わない。ただ、無自覚に "弱気" になっているのは、ほとんど病気に近い悪循環を生むだけだから振り払うべきかと......。
 それにしても、無自覚に "強気" となっている連中が多いようだ。恐らく、彼らは "強気" で振舞っている自覚なんぞまるでないようである。要するに、最低限の感性や想像力や、いやそれ以前に知性や合理的思考を放棄しているのではなかろうか。そうであれば、出たとこ勝負の条件反射を、あたかも動物のようにしてゆけば済むのだから、 "強気" も "弱気" もなかろう。

 どうもそうした連中がやりたい放題をやっているという印象を捨て切れないのは自分だけではないような気がする。
 まあここで、そうした連中の "罪状リスト" を作ってみたところで何もはじまりそうにない。
 むしろ、こうした傾向が、残念ながら現状では蔓延し始めているということを再認識することと、こうした環境だから、 "正直者が馬鹿をみる" ではないが、まともな感覚の人がややもして "弱気" となってしまう傾向にこそ注意すべきかと考えるわけだ。
 人間が感性(感受性)や想像力を持つことは、良い悪いというよりも先ずは当然のことであるはずだ。そうでなければ、さまざまな場面での人間関係が成立し得ない。
 また、人間がこうした資質を発揮することで、まさに人間らしい文化が花開くこともこれまでに指摘され続けてきたことだ。
 ただ、現時点では、こうした感性(感受性)や想像力を相応に装備した人たちは、結構、辛い思いをしていそうな気もしないではない。
 と言うのも、前述のごとく、動物的次元にいるかのごとく内面では何の葛藤もないような連中が、 "強気" で世渡りをしているかに見える昨今だからなのである。

 きっと、元々、 "強気" や "弱気" という表現は、常識的な感性(感受性)や想像力を持つ人同士の間で、時として表れるわずかな程度の違いに着目して指摘し合った表現なのであろう。今日はちょっと "弱気" であったように思える......、とかというように。
 しかし、現状はまるで事情が異なっているように思える。自身の内面に無頓着な者たちが、そうであるがゆえに、別段 "強気" とも自覚することなく、常時、傍若無人に振る舞うからである。そしてその結果、周囲にいるまともな感性の者たちが、逆に "弱気" にさせられてしまいがちなのである。

 ここは、世の "弱気" にさせられがちな "感度正常な人々" に対して、老婆心ながらやはり一言言い添えておいた方が良いのかと思った次第なのである。
  "感度" を鈍らせなさい、と言ってもそれは無理なことでしょうから、今のご時世には、普通では想像し難い人々が出没し始めています、と。機械製品でいうならば、基本的コンポーネントを装着し忘れたような、そんな不良品水準の人たちもめずらしくはなくなっているようなので、そんな視点で観察力を発揮すべきでしょう、と...... (2009.04.19)












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