"6月危機" という言葉がある。一連の不況状況で、この6月にその "しわ寄せ" が起こり得るという話だ。
各企業の経営状況は、とても "夏季賞与" を喜んで支払える状態ではなさそうだ。 "目減り" 程度であればまだしも、まったく支給不能という事態さえ少なくないのではなかろうか。
とすると、従業員側が "番狂わせ" となる。一般的に、 "住宅ローン" などを組んでいる場合には、夏・冬のボーナス期には通常月の返済額よりも大幅に多い額を支払う形が多いようだ。そこから、ボーナスが大幅にカットされたり、最悪ナシという事態を迎えると、確実に "番狂わせ" が発生してしまうということなのである。
しかも、昨年の秋以来、不況風によって通常月の収入さえ脅かされる状況が続いていたのではなかろうか。そこへ持って来て、リカバリーに回されるはずのボーナスが "ガタ減り" となると、一般家庭の家計はかなり深刻な打撃を被ることにならざるを得ないであろう。最悪、 "住宅ローン" の破綻という事態さえ起こりえる。
米国の "サブプライムローン" という "住宅ローン" の破綻問題が、回りまわってこの国の同じ領域にも飛び火する可能性が出てきた、というのが "6月危機" の正体のようである。
各企業の経営状況は、とても "夏季賞与" を喜んで支払える状態ではなさそうだ。 "目減り" 程度であればまだしも、まったく支給不能という事態さえ少なくないのではなかろうか。
とすると、従業員側が "番狂わせ" となる。一般的に、 "住宅ローン" などを組んでいる場合には、夏・冬のボーナス期には通常月の返済額よりも大幅に多い額を支払う形が多いようだ。そこから、ボーナスが大幅にカットされたり、最悪ナシという事態を迎えると、確実に "番狂わせ" が発生してしまうということなのである。
しかも、昨年の秋以来、不況風によって通常月の収入さえ脅かされる状況が続いていたのではなかろうか。そこへ持って来て、リカバリーに回されるはずのボーナスが "ガタ減り" となると、一般家庭の家計はかなり深刻な打撃を被ることにならざるを得ないであろう。最悪、 "住宅ローン" の破綻という事態さえ起こりえる。
米国の "サブプライムローン" という "住宅ローン" の破綻問題が、回りまわってこの国の同じ領域にも飛び火する可能性が出てきた、というのが "6月危機" の正体のようである。
自分の場合も、一向に終わらない "住宅ローン" を残し続けていた。可能であればさっさと終了させたいと考え、この間も "前倒し返済" をしたりしてきた。それでもまだ小さくない額が残っていた。
そこで、決して余裕なんぞある訳ではないのだが、こんなに不安定な経済状況ではいつ何が起きるかも知れたものではないため、なけなしの金をはたいて "完納" してしまうことにした。
こんなデフレ期なのだからお門違いの判断かとも思えたが、 "借金" を抱え続けているのは "精神衛生" 上良くないと判断し、思い切ったのであった。
やはり、こうした思いの背景には、現在の経済情勢へのかなりシビァな観測がある。景気の "底打ち" とか、株価の上向き加減とかというプラス材料がないわけではないが、今までのような楽観的見通しを持って、時間の流れに掛けるという心境にはとてもできないと踏んでいる。
とにかく、見える範囲における現時点にあっては、これまでには明るい方向への可能性だと思しきものも、ことごとく摘み取られた状態になっていそうである。そんなふうに見えてならない。だから、事、景気状態に関しては、とりあえずはこの延長線上に何か明るい展開が待っているとはとても感じ取れない。
ここは、 "臆病" に徹するほどの "慎重" な選択をする以外に、考えられる防御策はなさそうな気がしているのである。
しかし、それにしても仕事関係周辺でも、接する人々からは "余裕の無さ" ばかりが漂っている感触であり、やはりこれは "警戒水域" での顕著な特徴だと言わざるを得ない...... (2009.06.24)
そこで、決して余裕なんぞある訳ではないのだが、こんなに不安定な経済状況ではいつ何が起きるかも知れたものではないため、なけなしの金をはたいて "完納" してしまうことにした。
こんなデフレ期なのだからお門違いの判断かとも思えたが、 "借金" を抱え続けているのは "精神衛生" 上良くないと判断し、思い切ったのであった。
やはり、こうした思いの背景には、現在の経済情勢へのかなりシビァな観測がある。景気の "底打ち" とか、株価の上向き加減とかというプラス材料がないわけではないが、今までのような楽観的見通しを持って、時間の流れに掛けるという心境にはとてもできないと踏んでいる。
とにかく、見える範囲における現時点にあっては、これまでには明るい方向への可能性だと思しきものも、ことごとく摘み取られた状態になっていそうである。そんなふうに見えてならない。だから、事、景気状態に関しては、とりあえずはこの延長線上に何か明るい展開が待っているとはとても感じ取れない。
ここは、 "臆病" に徹するほどの "慎重" な選択をする以外に、考えられる防御策はなさそうな気がしているのである。
しかし、それにしても仕事関係周辺でも、接する人々からは "余裕の無さ" ばかりが漂っている感触であり、やはりこれは "警戒水域" での顕著な特徴だと言わざるを得ない...... (2009.06.24)
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