朝、ウォーキングから戻って以降、つい先ほど午後四時過ぎまで庭の "梨木" の大剪定をやっていた。ウォーキングで汗まみれとなったついでとばかりに始めたのだったが、大仕事となってしまった。
今年は "梨の実" を収穫する暇もなく、大半が野鳥の餌となってしまい、今日漸く、さして姿の良くない一個だけを賞味することができた。
しかしそれよりも何よりも、二階の屋根の高さを上回る成長(放任)ぶりには、周囲から顰蹙(ひんしゅく)を買っても不思議ではない。隣の庭に鬱陶しい日陰を作ってしまうし、裏手のアパートの廊下の手すりにまで枝葉が伸びてしまっているのは、ただただ恐縮の至りだったのである。
今年は "梨の実" を収穫する暇もなく、大半が野鳥の餌となってしまい、今日漸く、さして姿の良くない一個だけを賞味することができた。
しかしそれよりも何よりも、二階の屋根の高さを上回る成長(放任)ぶりには、周囲から顰蹙(ひんしゅく)を買っても不思議ではない。隣の庭に鬱陶しい日陰を作ってしまうし、裏手のアパートの廊下の手すりにまで枝葉が伸びてしまっているのは、ただただ恐縮の至りだったのである。
手入れをしなければならないとは思いつつも、実の収穫でさえ怠っていたのだから手が回らない始末となっていた。
前回の剪定がいつだったのか忘れるほどである。確か、前回も上へ上へと高く成長してしまったために、チェーンソーを持ち出して本体を切り詰めたものだった。
しかし、今回は既に脇から伸び上がった枝が成長し、しっかりと "高層化" を果たしてしまっていたのである。
前回の大剪定の際にも、かなりの高所作業となることに用心したが、今回もまた細心の注意が欠かせなかった。
幸い、樹の幹の太さは十数センチを超えていて、枝の太さも同様であり、梯子を掛けて登り枝に体重を掛けても問題はなさそうであった。
しかし、油断はできない。脳裏を不吉なイメージがよぎる。何も、お盆の時にそんなことをして骨折まですることもないのにねぇ......、という風な......。
慎重に梯子周りを準備して上に登ってみると、何とか足場は確保できそうな感触で安堵した。が、とんでもないことを発見してしまった。
たちの悪いアリが幹の内部に巣を作っていたのだ。シロアリではなさそうだったものの、樹の幹を喰い荒らすとはとんでもない奴らだと怒り心頭に達した。
そこで、すぐさま "アリ退治" の妙薬をホームセンターに求めに行き、それをアリの巣にたっぷりと注ぎ込んでやった。
しかし、こうしてアリにまでなめられるというのは、まさに不徳の致すところ、樹の手入れをする主が不在なんだと、完全に見透かされたわけである。こうした油断が自分にありがちなことを、まるで警鐘を鳴らさんばかりに知らされた思いがしたものだった。
どうにか "梨木" は、見違えるほどにスッキリとした佇まいとなった。盆のために散髪をしてもらいこざっぱりとなった人のようである...... (2009.08.13)
前回の剪定がいつだったのか忘れるほどである。確か、前回も上へ上へと高く成長してしまったために、チェーンソーを持ち出して本体を切り詰めたものだった。
しかし、今回は既に脇から伸び上がった枝が成長し、しっかりと "高層化" を果たしてしまっていたのである。
前回の大剪定の際にも、かなりの高所作業となることに用心したが、今回もまた細心の注意が欠かせなかった。
幸い、樹の幹の太さは十数センチを超えていて、枝の太さも同様であり、梯子を掛けて登り枝に体重を掛けても問題はなさそうであった。
しかし、油断はできない。脳裏を不吉なイメージがよぎる。何も、お盆の時にそんなことをして骨折まですることもないのにねぇ......、という風な......。
慎重に梯子周りを準備して上に登ってみると、何とか足場は確保できそうな感触で安堵した。が、とんでもないことを発見してしまった。
たちの悪いアリが幹の内部に巣を作っていたのだ。シロアリではなさそうだったものの、樹の幹を喰い荒らすとはとんでもない奴らだと怒り心頭に達した。
そこで、すぐさま "アリ退治" の妙薬をホームセンターに求めに行き、それをアリの巣にたっぷりと注ぎ込んでやった。
しかし、こうしてアリにまでなめられるというのは、まさに不徳の致すところ、樹の手入れをする主が不在なんだと、完全に見透かされたわけである。こうした油断が自分にありがちなことを、まるで警鐘を鳴らさんばかりに知らされた思いがしたものだった。
どうにか "梨木" は、見違えるほどにスッキリとした佇まいとなった。盆のために散髪をしてもらいこざっぱりとなった人のようである...... (2009.08.13)
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