夕刻はいくらか涼しくなったかな、と感じた。そうすると、庭の片隅で "チッチッチッチッ" というかわいい鳴き声 or 羽音が聞こえてきたから、なるほどと合点させられた。まだまだ恐る恐る鳴いているかのようだ。去年の秋に、ここでも書いた(当日誌 2008.10.09)<カネタタキ>というコオロギの仲間である。
再度引用しておくと次のようになる。
<庭の生垣(いけがき)程度の低い樹木を生活の場にしているコオロギ類です。鳴き声が仏具の鉦(かね)をたたく音をイメージしたところから、カネタタキになりました。かん木の枝や幹をすばやく動き回ってチン・チン・チンと鳴くので、なかなか姿は見られないと思いますが、鳴き声は多くの人が聞いているのではないでしょうか。昔はミノムシの鳴き声に間違われたようです。>
自分が先日、コオロギを見つけたと思ったのは、ひょっとしたらこの<カネタタキ>であったのかもしれない。そうだとすれば、鳴き声 or 羽音もか細いものだが、その姿も実に華奢でかわいいものであった。まさに、世界の片隅で決して他人さまの邪魔をせずに生きる "小さな虫" というイメージにぴったりであった。
遠くで蝉も未だに鳴いている。犬の遠吠えならぬ、過ぎ行く夏を惜しんで止まぬ "蝉の遠鳴き" とでも言えようか......。よくわかる、よくわかる...... (2009.08.18)
再度引用しておくと次のようになる。
<庭の生垣(いけがき)程度の低い樹木を生活の場にしているコオロギ類です。鳴き声が仏具の鉦(かね)をたたく音をイメージしたところから、カネタタキになりました。かん木の枝や幹をすばやく動き回ってチン・チン・チンと鳴くので、なかなか姿は見られないと思いますが、鳴き声は多くの人が聞いているのではないでしょうか。昔はミノムシの鳴き声に間違われたようです。>
自分が先日、コオロギを見つけたと思ったのは、ひょっとしたらこの<カネタタキ>であったのかもしれない。そうだとすれば、鳴き声 or 羽音もか細いものだが、その姿も実に華奢でかわいいものであった。まさに、世界の片隅で決して他人さまの邪魔をせずに生きる "小さな虫" というイメージにぴったりであった。
遠くで蝉も未だに鳴いている。犬の遠吠えならぬ、過ぎ行く夏を惜しんで止まぬ "蝉の遠鳴き" とでも言えようか......。よくわかる、よくわかる...... (2009.08.18)
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