<7月の世界の海面水温は、過去約130年間で最も高い>とか ......

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 今日の "蒸し暑さ" は尋常ではない。手元の簡易温度計は33~34度を指している。ほとんど風もないので、不快な熱気がまつわりつくようである。外の木々の枝葉は微動だにしない。ただじっとこの暑さを我慢しているかのように見える。
 朝晩やや涼しくなったようなのでほっとしていたが、再び暑さがぶり返した恰好だ。
 7月後半が夏に不似合いな天候が続いたため、ここに来ての日照や暑さは農作物にとっては恵みだそうである。そう言えば、東北地方ではとうとう梅雨明け宣言が出ず、不順な天候に悩まされたと聞く。
 昨日も暑かったため以下のような記事に関心が惹かれた。このところの "異常気象" の背景にはこんな事実が影響を及ぼしているのかと、やや驚かされたものだ。

<7月の海面水温が過去最高に  温暖化とエルニーニョで
 【ワシントン共同】7月の世界の海面水温は、過去約130年間で最も高い16・99度だったことが20日、米海洋大気局(NOAA)気候データセンターのまとめで分かった。これまで最高だった1998年の記録を0・01度、20世紀の平均を0・59度、それぞれ上回った。
 地球温暖化に、南米ペルー沖の水温が上がるエルニーニョ現象が追い打ちをかけたとみられる。海は一度温まると冷めにくい性質があり、専門家らは「陸地の気温上昇以上に不吉な兆候だ」と指摘している。
 AP通信によると、海面水温は北半球のほとんどの海域で通常より高く、メキシコ湾は32度前後で推移、最も上昇が著しい北極周辺は20世紀の平均より5度以上高かったという。
 海面水温の上昇は、北極の氷が解けるのを加速させたりサンゴの死滅を招いたりするだけでなく、巨大な台風や豪雨増加の原因にもなるとされる。
 同センターは、さらにエルニーニョが拡大すれば、陸上を含む地球全体の平均温度も記録を更新する可能性があるとしている。>(【共同通信】2009/08/21 )

 沖縄地方などで、<海面水温の上昇>が<サンゴの死滅>を招いていた事実は知らされていた。また東京湾などに、従来は生息しなかった熱帯系の生物が見かけられるようになったとかとも聞いている。もちろん、北極で氷が融け始め白くまたちの生息が脅かされている事実は周知だ。
 これらの事実は、地球温暖化現象の例として伝えられていたわけだが、大気の温度のみならず<海面水温>の上昇という "各論" 的なデータは、いよいよ "危機" が切迫していると痛感させられる。
 そして、より直接的に気になる点は、この<海面水温の上昇>の結果、<巨大な台風や豪雨増加>が "恒常化" するのではないかという点ではなかろうか。
 すでに、最近はちょっとした雨雲が "集中豪雨" をもたらすという現象が目立つ。<海面水温の上昇>は、雨雲が抱える水分を増幅させるのであろうか。

 今日のような蒸し暑さが、それだけで終わらずに、自然災害の可能性と表裏一体だと想像するとゾッとする。が、そのゾッとする気分は涼しさにはつながらず...... (2009.08.22)












【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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