これが "秋の梅雨" なのであろうか。鬱陶しい。この先もしばらくこんな天候が続くとのことだが、それを思うとなおさらのこと意気消沈してしまう。
相変わらず "サンルーム" を愛用している。しかし、こんな天候では小雨に煙る薄ら寂しい戸外の光景が透けて見えるだけ、そして妙に涼し過ぎるため "サンルーム" の名が恨めしく思える。
晴れていると多少気温が低くとも、陽射しで部屋の中は悪くはなく、また周囲の樹木や植木の緑が眼をいやしてもくれる。野鳥たちもその樹木に寄ってくるので、思わぬバードウォッチングができたりもする。
ところで最近、 "外猫" の一匹が妙に親しげになったのもこの "サンルーム" のためかもしれない。この部屋の周囲をよく徘徊しており、何をしているのか知らないけどここに居るんだな......、としっかり認識しているようである。ガラス越しにこちらから観察できるのだが、猫の方もガラス越しに居ることを確認しているわけだ。
ここで作業をするまでは、 "外猫" との接点は、玄関口以外はなかった。そして、玄関のドアは、もちろん内と外とを遮断しているため、こちらが外に出て行かない限りは双方が、居るのか居ないのかさえわからない状態だった。
ところが、この "ガラス張り" の環境というものは、 "外猫" たちにしてみれば、餌を "陳情" できる主の姿が十分に確認可能なのだ。
相変わらず "サンルーム" を愛用している。しかし、こんな天候では小雨に煙る薄ら寂しい戸外の光景が透けて見えるだけ、そして妙に涼し過ぎるため "サンルーム" の名が恨めしく思える。
晴れていると多少気温が低くとも、陽射しで部屋の中は悪くはなく、また周囲の樹木や植木の緑が眼をいやしてもくれる。野鳥たちもその樹木に寄ってくるので、思わぬバードウォッチングができたりもする。
ところで最近、 "外猫" の一匹が妙に親しげになったのもこの "サンルーム" のためかもしれない。この部屋の周囲をよく徘徊しており、何をしているのか知らないけどここに居るんだな......、としっかり認識しているようである。ガラス越しにこちらから観察できるのだが、猫の方もガラス越しに居ることを確認しているわけだ。
ここで作業をするまでは、 "外猫" との接点は、玄関口以外はなかった。そして、玄関のドアは、もちろん内と外とを遮断しているため、こちらが外に出て行かない限りは双方が、居るのか居ないのかさえわからない状態だった。
ところが、この "ガラス張り" の環境というものは、 "外猫" たちにしてみれば、餌を "陳情" できる主の姿が十分に確認可能なのだ。
このところ "外猫" の一匹が、まさにしばしば "陳情" に来る。そろそろ餌をください、と "サンルーム" の引き戸口の下にやって来ては、お白州に正座して弁明する罪人のように、こちらに向かってニャオニャオと鳴く。
かわいいと言えばかわいい。そんなもんで、よしよしと言いながら外に出ると、こっちこっち、と言わぬばかりに、玄関口の方に誘うのだ。いつも餌を "配給" している、彼らの小屋がある場所がそこだからなのである。
と、その気配を察して、その親猫である "クロ" までが、そろそろ "配給" の頃なんですね、と呟きながら(?)フェンスの上を伝って寄って来るのだ。最近の "クロ" は、さすが "年の功" と言うべきか、餌の "配給" のタイミングを、子ども猫が鳴き騒ぐ声で見計らっているようだ。大したものである。すべからく、年寄りというものは無駄をせずに状況認識力を研ぎ澄ますことに意を傾けるべきなのであろう......。
この子ども猫といえば、これまで、どうも腹に虫を宿していたらしく、いくら食べても太れないでいた。何とかしてやろうと思い続けてはいたが、延び延びになっていた。
しかし、もうすぐ "外猫" たちにとっては辛い季節の寒い冬も間近い。そこで、 "虫下し" のクスリを本気で調達しようと考え、やっと二、三週間前に手ごろなものを購入して施したのだった。
そんなこともあってか、最近のその猫は、ようやくこれまでの "みすぼらしい痩せ状態" を脱して、まともな身体つきになってきた。そんなことはそいつには認識されてはいないのだろうが、昨今は妙に懐いてくる雰囲気なのである...... (2009.10.02)
かわいいと言えばかわいい。そんなもんで、よしよしと言いながら外に出ると、こっちこっち、と言わぬばかりに、玄関口の方に誘うのだ。いつも餌を "配給" している、彼らの小屋がある場所がそこだからなのである。
と、その気配を察して、その親猫である "クロ" までが、そろそろ "配給" の頃なんですね、と呟きながら(?)フェンスの上を伝って寄って来るのだ。最近の "クロ" は、さすが "年の功" と言うべきか、餌の "配給" のタイミングを、子ども猫が鳴き騒ぐ声で見計らっているようだ。大したものである。すべからく、年寄りというものは無駄をせずに状況認識力を研ぎ澄ますことに意を傾けるべきなのであろう......。
この子ども猫といえば、これまで、どうも腹に虫を宿していたらしく、いくら食べても太れないでいた。何とかしてやろうと思い続けてはいたが、延び延びになっていた。
しかし、もうすぐ "外猫" たちにとっては辛い季節の寒い冬も間近い。そこで、 "虫下し" のクスリを本気で調達しようと考え、やっと二、三週間前に手ごろなものを購入して施したのだった。
そんなこともあってか、最近のその猫は、ようやくこれまでの "みすぼらしい痩せ状態" を脱して、まともな身体つきになってきた。そんなことはそいつには認識されてはいないのだろうが、昨今は妙に懐いてくる雰囲気なのである...... (2009.10.02)
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