夕刻になって、何がきっかけだったか、とあるターム(言葉)が思い出せずにもどかしい思いをしていた。
昨今は、どうもこんなことが頻発してイジケテいる。いわゆる "度忘れ" ということなのだが、寄る歳波には勝てないということなのであろうか。やはり次第に脳が "劣化" しているのかと思うと、イジケルとともに、なにくそっ、と "反発心" も起こる。
どう "反発" するのかというと、先ず、多少時間がかかってもその "隠れている言葉" を徹底的に追跡するのだ。まあ、 "整形手術" をして隠れているわけでもないから、こちらが襟を正して集中するならば何とか "逮捕" に持ち込めるものだ。あまり愉快な作業ではないが、これまでも、何度もその轍(てつ)を踏んできた。
今回もその構えになった。 "ウォンティッド" の言葉は、 "要点把握" あるいは "要約" という "容疑" (意味)であった。もう十年も昔に使っていた言葉で、自分はなぜかその言葉が気に入ってもいた。それが悔しくも思い出せない。おまけに、確か半年ほど前に一度失念に気づき、その時は何とか思い出せたのだった。が、何と、 その"容疑者" を "取り逃がす" ことになってしまった。つまり、その際にしっかりと記憶しておくべきだったところをいい加減に流してしまったのだ。そして、今回再び "再捜査" を始めなくてはならない羽目になってしまったのである。
昨今は、どうもこんなことが頻発してイジケテいる。いわゆる "度忘れ" ということなのだが、寄る歳波には勝てないということなのであろうか。やはり次第に脳が "劣化" しているのかと思うと、イジケルとともに、なにくそっ、と "反発心" も起こる。
どう "反発" するのかというと、先ず、多少時間がかかってもその "隠れている言葉" を徹底的に追跡するのだ。まあ、 "整形手術" をして隠れているわけでもないから、こちらが襟を正して集中するならば何とか "逮捕" に持ち込めるものだ。あまり愉快な作業ではないが、これまでも、何度もその轍(てつ)を踏んできた。
今回もその構えになった。 "ウォンティッド" の言葉は、 "要点把握" あるいは "要約" という "容疑" (意味)であった。もう十年も昔に使っていた言葉で、自分はなぜかその言葉が気に入ってもいた。それが悔しくも思い出せない。おまけに、確か半年ほど前に一度失念に気づき、その時は何とか思い出せたのだった。が、何と、 その"容疑者" を "取り逃がす" ことになってしまった。つまり、その際にしっかりと記憶しておくべきだったところをいい加減に流してしまったのだ。そして、今回再び "再捜査" を始めなくてはならない羽目になってしまったのである。
こうなると、こっちも意地になる。 "懸賞金" までは積まないまでも、ネット検索で思いつくキーワードを叩き込んで手当たり次第に探し回る。が、アホらしいヒットばかりで逆に苛立たしい気分にさえなった。
が、ここまで来るとそんなことで引っ込むわけにはもはや行かなくなる。今度は、わずかな "手がかり" である "英単語" であったという点を元にして、 "初期捜査" からやり直すことにした。
何か手がかりが掴めるはずだと目論んで、 "英和辞典" のページを繰ることにしたのだ。まあ何がしかのヒントを得ようとするだけなので、コンサイス・ディクショナリーなんぞはやめて、受験用の "豆単" を手にした。こんなことでうまく行くのかいな、という疑問は大きく立ちはだかっていた。
ところが、アルファベット順の "B" にまで進んでまもなく、脳の快感である<アハ体験>(センセイ! 税務申告は忙しくてもやろうね......)に行き着いたのだ。
"brief" がそれであった。といってもパンツではない(まあ、要所を包んでいる点では共通しているが)。自分が思い起こすことができたのは、 "briefing / ブリーフィング" というタームだったのである。
その意味は、<簡潔な報告[発表]、簡潔な指令、要旨の説明>などとされているが、冒頭で書いたように、自分は "要点把握" あるいは "要約" という意味と関連づけて納得していたのである。
この "briefing / ブリーフィング" というタームが気に入る理由は、溢れる情報洪水の現代環境で、その複雑多岐の状況に対抗するには、この "ブリーフィング" スキルこそを磨き上げるべきだろうと痛切に考えるからなのである。
それにしても、そんなに貴重だと思う言葉を "度忘れ" するのはなぜなのだろう? やはり、下着の一種を意味するその点が無意識に邪魔をしているのだろうか...... (2009.11.21)
が、ここまで来るとそんなことで引っ込むわけにはもはや行かなくなる。今度は、わずかな "手がかり" である "英単語" であったという点を元にして、 "初期捜査" からやり直すことにした。
何か手がかりが掴めるはずだと目論んで、 "英和辞典" のページを繰ることにしたのだ。まあ何がしかのヒントを得ようとするだけなので、コンサイス・ディクショナリーなんぞはやめて、受験用の "豆単" を手にした。こんなことでうまく行くのかいな、という疑問は大きく立ちはだかっていた。
ところが、アルファベット順の "B" にまで進んでまもなく、脳の快感である<アハ体験>(センセイ! 税務申告は忙しくてもやろうね......)に行き着いたのだ。
"brief" がそれであった。といってもパンツではない(まあ、要所を包んでいる点では共通しているが)。自分が思い起こすことができたのは、 "briefing / ブリーフィング" というタームだったのである。
その意味は、<簡潔な報告[発表]、簡潔な指令、要旨の説明>などとされているが、冒頭で書いたように、自分は "要点把握" あるいは "要約" という意味と関連づけて納得していたのである。
この "briefing / ブリーフィング" というタームが気に入る理由は、溢れる情報洪水の現代環境で、その複雑多岐の状況に対抗するには、この "ブリーフィング" スキルこそを磨き上げるべきだろうと痛切に考えるからなのである。
それにしても、そんなに貴重だと思う言葉を "度忘れ" するのはなぜなのだろう? やはり、下着の一種を意味するその点が無意識に邪魔をしているのだろうか...... (2009.11.21)
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