今の世の中、 "わからないこと" が多過ぎる。自分自身についてもよく "わからない" のだけれど、周囲、上・下・右横・左横などどこを見てもすっきり "わかる" ということが何と少ないことか......。
たとえ "わかった" と思ったところで、そのそばからその "確信らしきもの" は掘り崩され、溶け流されるかのような按配である。
一体、何についてなのかといえば、何もかもがそんな感触であり、一々例示するに及ばないほどである。
なぜ、そうなのか? という理由がそれなりにありそうでもあるが、実のところそれもよく "わからない" 。
多分、 "収束" することがあり得ない "情報の拡散" 状況の過激さに、理解力を構成しているのであろういわば "動体視力" とでもいうものがついてゆけないから......、ということにでもなるのであろうか......。 "動体視力" 型理解力とでもいうものをテッテーテキに鍛える必要があるのかもしれない。
たとえ "わかった" と思ったところで、そのそばからその "確信らしきもの" は掘り崩され、溶け流されるかのような按配である。
一体、何についてなのかといえば、何もかもがそんな感触であり、一々例示するに及ばないほどである。
なぜ、そうなのか? という理由がそれなりにありそうでもあるが、実のところそれもよく "わからない" 。
多分、 "収束" することがあり得ない "情報の拡散" 状況の過激さに、理解力を構成しているのであろういわば "動体視力" とでもいうものがついてゆけないから......、ということにでもなるのであろうか......。 "動体視力" 型理解力とでもいうものをテッテーテキに鍛える必要があるのかもしれない。
"わからない" は多々あり過ぎて、開き直らざるを得ないが、そんな "理解不能対象" のひとつに、 "女性" がある(いる)。まあ、この歳になればさして困ることもないわけだが、とは言うものの、人類の半分(以上)が "女性" なのであるし、幸か不幸か、家の中にも年がら年中顔をつき合わせている "女性" もいることだ。
どうも、 "理解不能対象" だなんて考えることの方が間違っているのであり、そんなこと当たり前だろ、ひょっとしたらお前は "同じ人種" だとでも思っているんじゃなかろうね、と大胆なことを言う知人もいたりする。
彼に言わせれば、 "同一人種" だと思うから "理解可能" だという妄想が生まれるのであって、もともと "理解困難" な対象だと腰を据えれば、結構、 "わかる" ものだよ......と。
今日、やっぱり "わかんねぇなぁ~" と感じたのは、昨今、この書籍・雑誌不況の中でとある "女性ファッション誌" だけがべらぼうに(百万部以上!)売れているという報道番組に接した時だ。
何でも、売れている理由のひとつは、 "付録" に魅力があるとかで、一流ブランドとの提携かなんかで作られたファッション・グッズが毎回付いているのだそうだ。
したがって、その "雑誌" の厚さは、年末年始の膨大な "折込広告" 入りの新聞のごとくボリュームがあるらしい。その "付録" だけで十分に価格に見合うという購読者もいるとかである。
まあ、自分とて、子どもの頃には "付録" に目が眩んで、 "グリコ" や "月刊雑誌" を買った覚えがなくもない。いや、今でも、 "付録" (戦艦・戦闘機のプラモデル、落語CD......)付きの雑誌に目を向けたりしないではないが、そんなに "熱く" はならない。
してみると、単に "付録" という形式だけが "女性" たちを魅了しているのではなくて、別に "熱く" させている理由が潜伏していそうでもある。
その前に、売れている理由のもうひとつの方に目を向けると、 "ファッション誌" ではあるが、 "ファッション" だけが採り上げられているのではなく、いわば "ファッション・センス" 、 "ファッション・ライフ" という "広域" に投網!が投げられていそうなのである。
モノとしての "ファッション" のあれこれというよりも、人気モデルタレントたちのトータルな "ファッション・センス" 、 "ファッション・ライフ" が、イメージ・セットとして提示されているところに評判を呼ぶワケが潜んでいるとかなのである。ウーム、わかるようでわからない......。
また、購読者たちに対する "見出し文" での呼びかけに、やたらに "女の子" とか "女子" とかというタームが打ち出されていることも "好感" を呼ぶことになっているらしい。20代以上の購読者も少なくないらしいのだが、それでも "かわいい" という形容で括られる "女の子" とか "女子" とかという響きが、何とも奏功しているらしいのである。ウーム、やっぱりわかるようでわからない......。
いい歳をしたオッサンが "わかる" 必要もないのだろうが、そうとばかりも言えない気もしている。なんせ、若い "男子" の大半は、頭の中の90%内外が "女の子" とか "女子" とかのことで埋まっているらしいし、また、昨今の "男子" の多くが、 "草食系" とも言われるように、 "女性化" (?)してもいるようだし......。
また、企業群は、マーケット動向把握においては若い "女子" の感覚動向をターゲットにしているようだし、労働力マーケットでは(頭の中の90%内外が "女の子" とか "女子" とかのことで埋まっているところの)若い "男子" を狙っているし、何やかやで、状況の "大元" (?)にもなっていそうな "女の子" とか "女子" とかが、 "わからない" では話になりそうにないからである。
"風が吹けば桶屋が儲かる" の連鎖のように、 "女の子" とか "女子" とかという、いわば "風" の正体を掴むことが意外と根本問題なのであろうか...... (2010.01.21)
どうも、 "理解不能対象" だなんて考えることの方が間違っているのであり、そんなこと当たり前だろ、ひょっとしたらお前は "同じ人種" だとでも思っているんじゃなかろうね、と大胆なことを言う知人もいたりする。
彼に言わせれば、 "同一人種" だと思うから "理解可能" だという妄想が生まれるのであって、もともと "理解困難" な対象だと腰を据えれば、結構、 "わかる" ものだよ......と。
今日、やっぱり "わかんねぇなぁ~" と感じたのは、昨今、この書籍・雑誌不況の中でとある "女性ファッション誌" だけがべらぼうに(百万部以上!)売れているという報道番組に接した時だ。
何でも、売れている理由のひとつは、 "付録" に魅力があるとかで、一流ブランドとの提携かなんかで作られたファッション・グッズが毎回付いているのだそうだ。
したがって、その "雑誌" の厚さは、年末年始の膨大な "折込広告" 入りの新聞のごとくボリュームがあるらしい。その "付録" だけで十分に価格に見合うという購読者もいるとかである。
まあ、自分とて、子どもの頃には "付録" に目が眩んで、 "グリコ" や "月刊雑誌" を買った覚えがなくもない。いや、今でも、 "付録" (戦艦・戦闘機のプラモデル、落語CD......)付きの雑誌に目を向けたりしないではないが、そんなに "熱く" はならない。
してみると、単に "付録" という形式だけが "女性" たちを魅了しているのではなくて、別に "熱く" させている理由が潜伏していそうでもある。
その前に、売れている理由のもうひとつの方に目を向けると、 "ファッション誌" ではあるが、 "ファッション" だけが採り上げられているのではなく、いわば "ファッション・センス" 、 "ファッション・ライフ" という "広域" に投網!が投げられていそうなのである。
モノとしての "ファッション" のあれこれというよりも、人気モデルタレントたちのトータルな "ファッション・センス" 、 "ファッション・ライフ" が、イメージ・セットとして提示されているところに評判を呼ぶワケが潜んでいるとかなのである。ウーム、わかるようでわからない......。
また、購読者たちに対する "見出し文" での呼びかけに、やたらに "女の子" とか "女子" とかというタームが打ち出されていることも "好感" を呼ぶことになっているらしい。20代以上の購読者も少なくないらしいのだが、それでも "かわいい" という形容で括られる "女の子" とか "女子" とかという響きが、何とも奏功しているらしいのである。ウーム、やっぱりわかるようでわからない......。
いい歳をしたオッサンが "わかる" 必要もないのだろうが、そうとばかりも言えない気もしている。なんせ、若い "男子" の大半は、頭の中の90%内外が "女の子" とか "女子" とかのことで埋まっているらしいし、また、昨今の "男子" の多くが、 "草食系" とも言われるように、 "女性化" (?)してもいるようだし......。
また、企業群は、マーケット動向把握においては若い "女子" の感覚動向をターゲットにしているようだし、労働力マーケットでは(頭の中の90%内外が "女の子" とか "女子" とかのことで埋まっているところの)若い "男子" を狙っているし、何やかやで、状況の "大元" (?)にもなっていそうな "女の子" とか "女子" とかが、 "わからない" では話になりそうにないからである。
"風が吹けば桶屋が儲かる" の連鎖のように、 "女の子" とか "女子" とかという、いわば "風" の正体を掴むことが意外と根本問題なのであろうか...... (2010.01.21)
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