今朝、とあるラジオ番組のゲストが言っていたこと。
「悪いことが起きるのは、良いことが起こる前兆......」
というような意味だったかと思う。
なるほどなぁ、と思ったものである。こういうふうに、何事も "前向き" で捉えようとするならば、きっとそうなる確率は高まるに違いなかろう、と自分なりに "咀嚼(そしゃく)" したわけである。
たとえば、身体に生じる "痛み" にしたところが、その "痛み" 自体は悪いことだと言わざるを得ないだろう。だが、それが "アラーム" となることによって、治療や治癒や回復に向けた次のステップが始まるというものだ。
また、 "ピンチはチャンス" という言葉もわれわれはしばしば耳にしている。
これらの "前向き" な発想を、いやぁ、これらは、落ち込んだ者への励ましの言葉、気休めの言葉に過ぎないのさ......、と醒めた目で見るのもひとつの見識であるには違いない。しかし、......。
「悪いことが起きるのは、良いことが起こる前兆......」
というような意味だったかと思う。
なるほどなぁ、と思ったものである。こういうふうに、何事も "前向き" で捉えようとするならば、きっとそうなる確率は高まるに違いなかろう、と自分なりに "咀嚼(そしゃく)" したわけである。
たとえば、身体に生じる "痛み" にしたところが、その "痛み" 自体は悪いことだと言わざるを得ないだろう。だが、それが "アラーム" となることによって、治療や治癒や回復に向けた次のステップが始まるというものだ。
また、 "ピンチはチャンス" という言葉もわれわれはしばしば耳にしている。
これらの "前向き" な発想を、いやぁ、これらは、落ち込んだ者への励ましの言葉、気休めの言葉に過ぎないのさ......、と醒めた目で見るのもひとつの見識であるには違いない。しかし、......。
昨今は、有り体に言えば、悪いことばかりがまるで "珠数(じゅず)繋ぎ" で発生し、言うなれば、「悪いことが起きるのは、次の悪いことが起こる前兆でしかない......」と不貞腐れて言ってみたくもなる。何か、世の中自体がそんな悪循環にハマり込んでいそうな気配がないでもない。つまり、 "地合(じあい)" そのものが良くないわけだ......。
ただ、今日、使い込んで来た古いPC一台のメンテナンスをしていて、冒頭の言葉を思い起こすこととなったのである。
何回かに渡って修理作業をして、何とか使える状態にはなっていた。が、とある "原因不明な現象" が消えずに残っていた。それで、よせばよかったのに、再び手を加えてみたのである。
と、本体を開けての作業中に、突然、何か部品が焼け焦げる臭いを察知することになった。実に "不吉な予感" が走ることとなった。
その後の調査の結果、PC電源の内部でショートめいた事態が発生していたことがわかった。どうも、前述の "原因不明な現象" も、劣化していたのであろうPC電源がもたらしていたような感触なのである。
実は、先月も、長年使い込んできたPC一台の致命的なトラブルがあり、それも原因究明の作業をした結果判明したのが、同様のPC電源の故障だったのである。
つまり、それらのPCは共に、比較的古いものであり、しかも最近は "24時間付けっぱなし状態" にすることも少なくなかったためか、 "寿命" が来たのだと考えられる。
大体、PC電源の "寿命" は、5000時間だとも言われている。そこから考えると、さもありなんと思えたのだ。
それで、この推移のどこに「悪いことが起きるのは、良いことが起こる前兆......」という意味合いがあるのか、というわけだが、自分が了解したのは、このまま使い続けてPC電源内部でのショートから "出火" して大事にならなくて良かった......、という点だったのである。
この推定は、決して "負け惜しみ" なんぞではなく、結構、蓋然性が高い事実だと思えたからなのである。
「良いことが起こる」という面を、 "宝くじが当たり......" と欲張ってはいけない。むしろ、 "最悪の事態を回避する" というほどに慎ましやかに考え直すならば、あながち外れてはいない! と悟ったわけなのである。
このご時世、そう易々と煌びやかな「良いこと」が振舞われるはずもなかろう。むしろ、「悪いこと」ばかりの "珠数(じゅず)繋ぎ" 状態? というのが相場なのかもしれない。
こんな時には、ベターやベストを思い描いてはいけないのであって、 "ワースト(the worst)" だけを回避することにターゲットを絞るのが賢明であるのかもしれない...... (2010.02.17)
ただ、今日、使い込んで来た古いPC一台のメンテナンスをしていて、冒頭の言葉を思い起こすこととなったのである。
何回かに渡って修理作業をして、何とか使える状態にはなっていた。が、とある "原因不明な現象" が消えずに残っていた。それで、よせばよかったのに、再び手を加えてみたのである。
と、本体を開けての作業中に、突然、何か部品が焼け焦げる臭いを察知することになった。実に "不吉な予感" が走ることとなった。
その後の調査の結果、PC電源の内部でショートめいた事態が発生していたことがわかった。どうも、前述の "原因不明な現象" も、劣化していたのであろうPC電源がもたらしていたような感触なのである。
実は、先月も、長年使い込んできたPC一台の致命的なトラブルがあり、それも原因究明の作業をした結果判明したのが、同様のPC電源の故障だったのである。
つまり、それらのPCは共に、比較的古いものであり、しかも最近は "24時間付けっぱなし状態" にすることも少なくなかったためか、 "寿命" が来たのだと考えられる。
大体、PC電源の "寿命" は、5000時間だとも言われている。そこから考えると、さもありなんと思えたのだ。
それで、この推移のどこに「悪いことが起きるのは、良いことが起こる前兆......」という意味合いがあるのか、というわけだが、自分が了解したのは、このまま使い続けてPC電源内部でのショートから "出火" して大事にならなくて良かった......、という点だったのである。
この推定は、決して "負け惜しみ" なんぞではなく、結構、蓋然性が高い事実だと思えたからなのである。
「良いことが起こる」という面を、 "宝くじが当たり......" と欲張ってはいけない。むしろ、 "最悪の事態を回避する" というほどに慎ましやかに考え直すならば、あながち外れてはいない! と悟ったわけなのである。
このご時世、そう易々と煌びやかな「良いこと」が振舞われるはずもなかろう。むしろ、「悪いこと」ばかりの "珠数(じゅず)繋ぎ" 状態? というのが相場なのかもしれない。
こんな時には、ベターやベストを思い描いてはいけないのであって、 "ワースト(the worst)" だけを回避することにターゲットを絞るのが賢明であるのかもしれない...... (2010.02.17)
コメントする