"HDDクローン・コピィ" に関しては、やはり皆さんご関心がおありのようだ。中には、試してみたい......、ということでメールで質問して来た知人もおられた。
その質問の一つは、現在使用中の "OS" は "Vista" なのだけれど大丈夫だろうか? というもの。
自分が実施したPCの "OS" は、 "XP" と "Vista" の両方であり、いずれも問題はなく成功した。ベンダー・サイトの解説では "WINDOWS 7" にも対応しているとの表示もあるが、それは体験していないのでわからない。
もう一つの質問は、< "クローン・コピィ先HDD" を、IDE接続ではなくて、 "USB接続" でもOK>とあったが、 "USB・外付けHDD" を使うのか? あるいは "裸のHDD" ならば、それをどのようにして "USB接続" するのか? という疑問であった。
この点に関しては、盛んに "有難い点" だと持ち上げながら、そう言えば "説明不足" だったかと思い、改めて追加説明をさせていただくことにした。
実は、ここではちょっとした "特殊アダプタ" を使ったのだった。別に、メーカーとの関係はいっさいなく、宣伝する必要はないのだけれど、結構、便利だと気に入って使ってきたものである。
「 IDE/SATA⇔USB2.0変換ケーブル GH-USHD-IDESA 」
<対応ドライブ:IDEインターフェースの内蔵型2.5インチHDD/3.5インチHDD、IDEインターフェースの光学ドライブ(DVD-ROM、DVD-R/RW、CD-ROM、CD-R/RW)、SATAインターフェースのHDD>( Amazon の記事より。ちなみに、Amazon で、\.2,412.- で購入。)
これは、 "裸のHDD" に、 "USBケーブル" および "電源ケーブル" の双方を接続させて、PC側に "USBデバイス" として認識させる、そんなアダプターである。
購入したきっかけは、余っているHDDを "裸のまま" で再活用できないかと思ったこと。いつの間にか、内蔵型のHDDが3.5インチ、2.5インチを問わず、またIDE、SATA(シリアルATA)を問わず、数多く "余って" いたのだった。
そんな時に、この "多用途" アダプタを見つけて試してみたところ、実に使い勝手が良かったため愛用しているというわけ。
余っているHDDを、いちいち "USB" の外付け専用ケースに入れて使うのは、結構面倒なものであり、そのうち、このケースにはどんな容量のHDDが入っていたのやら......、と迷うことにもなりかねない。そこへ行くと、 "裸のまま" のHDDにメモ紙を貼り付けて並べておくと一目瞭然というわけだ。
そんなわけで、この "アダプタ" を利用して、内蔵型HDDを "裸のまま" で接続して、 "USBデバイス" としての "外付けHDD" と認識させて "クローン・コピィ" の "コピィ先HDD" としたわけなのである。
この方法だと、 "USB・外付けHDDケース" をばらしたり、組み立てたりというしなくてもいい手間が省けて、実に機能的なわけである。
また、この "アダプタ" は、IDE、SATAのどちらのHDDでも接続できるため、使用中のPCがSATA(シリアルATA)であって、 "すぐに挿げ替えできるスペアHDD" としての "クローンHDD" を作りたいのであれば、SATAのHDDを繋げればよい。また、とりあえず "バックアップHDD" を作っておいて "備え" だけをしておこう、というのであれば、 "余っているIDEのHDD" を繋げてコピィをしておく、ということも可能なわけだ...... (2010.03.10)
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