一昨晩に "奇妙な夢" を見たこととは関係があるとは思えない。が、昨夜からちょっとした "身体の異変" に見舞われてしまった。
眼のちょっと変わった症状に "飛蚊(ひぶん)症" と呼ばれるものがある。
明るい所や白い壁、青空などを見つめたとき、目の前に虫や糸くずなどの "浮遊物" が飛んでいるように見えることがある。視線を動かしてもなお一緒に移動してくるように感じられ、まばたきをしても眼をこすっても消えず、暗い所では気にならなくなる、というような症状のことだ。
そもそも、眼球の中の大部分は、 "硝子体(しょうしたい)" と呼ばれるゼリー状の透明な物質でできているという。
角膜と水晶体を通して外から入ってきた光は、この "硝子体" を通過して網膜まで達する。ところが硝子体に何らかの原因で "濁り" が生じると、明るい所を見たときにその濁りの影が網膜に映り、眼球の動きとともに揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの "浮遊物" が飛んでいるように見え、 "飛蚊症" として自覚されるという。
で、この "濁り" には、 "生理的な原因" によるさほど気にしないでもよいものと、 "病的な原因" によるものとがある、と言われている。
眼のちょっと変わった症状に "飛蚊(ひぶん)症" と呼ばれるものがある。
明るい所や白い壁、青空などを見つめたとき、目の前に虫や糸くずなどの "浮遊物" が飛んでいるように見えることがある。視線を動かしてもなお一緒に移動してくるように感じられ、まばたきをしても眼をこすっても消えず、暗い所では気にならなくなる、というような症状のことだ。
そもそも、眼球の中の大部分は、 "硝子体(しょうしたい)" と呼ばれるゼリー状の透明な物質でできているという。
角膜と水晶体を通して外から入ってきた光は、この "硝子体" を通過して網膜まで達する。ところが硝子体に何らかの原因で "濁り" が生じると、明るい所を見たときにその濁りの影が網膜に映り、眼球の動きとともに揺れ動き、あたかも虫や糸くずなどの "浮遊物" が飛んでいるように見え、 "飛蚊症" として自覚されるという。
で、この "濁り" には、 "生理的な原因" によるさほど気にしないでもよいものと、 "病的な原因" によるものとがある、と言われている。
自分の場合、かねてから "生理的な原因" によるものと思しき "飛蚊症" が無くはなかった。ところが、昨夜は、急にその "浮遊物" がはっきりと自覚できるほどの小指先位の大きさとなり、おまけに、何やら "出血" を推定させるような "赤っぽい" 影も自覚するようになってしまったのだ。
こいつはちょっとヘンだと考えた。と言うのも、現在は体重のセルフコントロールだけで自家対応している "糖尿病" という持病があり、そこから "合併症" として "網膜症" の "眼底出血" を起こすと、失明にも至るそんな危険があると言われているからだ。
だが、今回の "飛蚊症" の自覚からは、どうもどこであるのか場所は不明だとしても "出血" らしきものを伴っていることは確からしいと思えた。
そこで、家内にも手伝ってもらい、電話にて、土曜日の夜でも対応してくれる緊急病院探しをした。が、緊急救命センターが教えてくれた病院は都内であったり、遠方ばかりで適当とは思えなかった。
そこで、かつて何回か通院したこともあり、診察カードの発行も受けている北里病院でとりあえず "問診" をしてもらおうと思ったのだ。これが奏功して、眼科医の女医さんから、とりあえず "緊急" を要するものではなさそうだ、という情報を得た。
そして、今日は朝一で、日曜も診療を行っている通院履歴のある眼科医を訪れることになったのだ。やはり、自身で "懸念" したのは、 "糖尿病" → "眼底出血" という、わかり易い因果関係だったことは否めない。
だが、 "瞳孔拡大" の目薬から始まった精密検査の結果は、 "眼底出血" の跡は確認されたものの、その原因は、何と "老化による一般的なもの" であり、症状からは "糖尿病" → "眼底出血" という形跡は認められない、というものであった。
この "老化による一般的なもの" というメカニズムは、要するに、歳とともに "硝子体" と "網膜" との間に軋轢が生じ易くなり、時として網膜の毛細血管を引っ張って出血させることも起こり易くなるのだと説明された。で、結局は特別の治療をする必要はなく、経過観察をしましょう、ということに落ち着いたのであった。
"異変" は "異変" であったものの、最悪ケースのシナリオではなかったため、幾分胸を撫で下ろすことになった。
ただ、一度発生してしまった "浮遊物" は長期にわたって残り続け、鬱陶しい "飛蚊症" の症状からは自由になれないそうである。まるで "汚れた眼鏡" をかけているような、 "視界に浮遊する糸くず" の不愉快さには、要は慣れるしかないそうなのである。
それともうひとつ慣れるべきは、体験外の "身体上の異変" が、加齢とともに増えることなのだろうな......、という点である。まぁ、こればっかりは "覚悟する" しかなく、面倒見い見い長持ちさせることなのかと...... (2010.03.14)
こいつはちょっとヘンだと考えた。と言うのも、現在は体重のセルフコントロールだけで自家対応している "糖尿病" という持病があり、そこから "合併症" として "網膜症" の "眼底出血" を起こすと、失明にも至るそんな危険があると言われているからだ。
だが、今回の "飛蚊症" の自覚からは、どうもどこであるのか場所は不明だとしても "出血" らしきものを伴っていることは確からしいと思えた。
そこで、家内にも手伝ってもらい、電話にて、土曜日の夜でも対応してくれる緊急病院探しをした。が、緊急救命センターが教えてくれた病院は都内であったり、遠方ばかりで適当とは思えなかった。
そこで、かつて何回か通院したこともあり、診察カードの発行も受けている北里病院でとりあえず "問診" をしてもらおうと思ったのだ。これが奏功して、眼科医の女医さんから、とりあえず "緊急" を要するものではなさそうだ、という情報を得た。
そして、今日は朝一で、日曜も診療を行っている通院履歴のある眼科医を訪れることになったのだ。やはり、自身で "懸念" したのは、 "糖尿病" → "眼底出血" という、わかり易い因果関係だったことは否めない。
だが、 "瞳孔拡大" の目薬から始まった精密検査の結果は、 "眼底出血" の跡は確認されたものの、その原因は、何と "老化による一般的なもの" であり、症状からは "糖尿病" → "眼底出血" という形跡は認められない、というものであった。
この "老化による一般的なもの" というメカニズムは、要するに、歳とともに "硝子体" と "網膜" との間に軋轢が生じ易くなり、時として網膜の毛細血管を引っ張って出血させることも起こり易くなるのだと説明された。で、結局は特別の治療をする必要はなく、経過観察をしましょう、ということに落ち着いたのであった。
"異変" は "異変" であったものの、最悪ケースのシナリオではなかったため、幾分胸を撫で下ろすことになった。
ただ、一度発生してしまった "浮遊物" は長期にわたって残り続け、鬱陶しい "飛蚊症" の症状からは自由になれないそうである。まるで "汚れた眼鏡" をかけているような、 "視界に浮遊する糸くず" の不愉快さには、要は慣れるしかないそうなのである。
それともうひとつ慣れるべきは、体験外の "身体上の異変" が、加齢とともに増えることなのだろうな......、という点である。まぁ、こればっかりは "覚悟する" しかなく、面倒見い見い長持ちさせることなのかと...... (2010.03.14)
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