"春なのに" /今回の異常気象/ "北極振動"・"エルニーニョ"・"偏西風の蛇行" ......

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  "春なのに" という呟きをあちこちで耳にする。
<春なのに...金剛山雪化粧 近畿各地も冷え込み 2010年4月15日14時21分
 上空に流れ込んだ寒気の影響で、15日朝の近畿各地はぐっと冷え込んだ。大阪、奈良府県境にある金剛山(標高1125メートル)では、山頂付近の木々などがほんのりと白くなった。「金剛山ロープウェイ」金剛山駅に勤めて7年目という高村昭彦さん(47)は「ウッドデッキなどにうっすら雪が積もっている。4月半ばに雪が降るのは初めて」と驚いた様子で話した。兵庫県三木市君が峰町の池では同日朝、150匹以上のフナが死んでいるのが見つかった。県は、急激な気温の低下が原因ではないかと見ている。......>(「春なのに...金剛山雪化粧 近畿各地も冷え込み」

 もうこうなると "立派な異常気象" だとしか言いようがない。なのに、情けないのは、「ヘンよねぇ~」としか返す言葉を持っていないわれわれの "情報不足" 、 "無知蒙昧(?)" であるのかもしれない。
 尤(もっと)も、気象に関するマクロな科学的情報を得たからと言ってどうなるものでもないかもしれない。
 ただ、TVの "天気予報士" から、「お帰りの頃の急な冷え込みに備えて、寒さ対策をされて出掛けることを......」となんぞと聞いているばかりでは、ますます "無力感" が募る。
 別に、 "天気予報士" に当たっても何の意味もないが、彼らとて内心忸怩(じくじ)たる思いがあるのかもしれないと思ったりする。
「一体どうなってんの?」と食ってかかるムチャクチャな人もいないだろうが、そう言われはしないかとおどおどしているのではなかろうか。
『そりゃワタシだって、 "着せ替え人形" みたいに日毎にファッションを替えることで満足しているわけじゃないのよ。どうしてこんな異常な変化になっているのかを、ワタシなりの解釈で解説してみたいわよ。だけど、 "上" がそんな "波風の立つこと" を許すはずもないの。キミはね、とにかく明日は傘がいるのかどうか、上着が必要なのかどうかの心配に応えていればいい、とね......』

 でも、庶民としては、 "トータルな気象情報" からまるで "蚊帳の外" という仕打ちにでも合わされているかのような "歯がゆさ" が、やはり堪りませ~ん。その分、ストレスめいたものが貯まります......。そこで、ちょいと "探り" を入れてみたくもなります。
 と、犬も歩けば棒に当たり、二、三のそれらしき "情報" に出っくわすものです。

<今年の異常気象はなぜ起きた? 2月24日 02時34分
 昨年後半から今年始めにかけて、全国で異常気象が多発している。
 冬季五輪開催中のカナダ・バンクーバーは暖冬で桜が咲き、アメリカのワシントンでは積雪が140センチにも上り、4日間も政府が休業する羽目に。
 温暖なフロリダも18年ぶりに氷点下18度を記録、スペインにも雪が舞い、インドやバングラデシュでは約1000人が凍死する事態になっている。日本も 20年ぶりの寒さが続いている。
 今回の異常気象の原因として注目されているのが、「エルニーニョ現象」「北極振動」「偏西風の蛇行」という3つのキーワードだ。バンクーバーの暖冬はエルニーニョ現象の影響で南から暖かい風が流れ込んだためなのだが、ほかの2つの言葉は聞き慣れない。
 北極振動とは、気圧の関係で北極が寒気の蓄積と放出を繰り返すこと。いまは北極圏の気圧が高く、日本を含む中緯度地域に1カ月以上も寒気の放出が続いているのだ。上空5500メートルには偏西風が東から西へ吹いており、寒気はその偏西風で遮断される。だが今年は偏西風が例年になく蛇行し、寒気が流れ込む範囲が大きくゆがんでいるのである。
 偏西風の流れは通常はほぼ円状をしているのだが、今年は大きく曲がっている。そのため、普段は偏西風のルートから外れているワシントンに強い寒気が流れ込んだのだ。凍結した渤海湾も、通常は偏西風から外れているが、今回はルートに含まれている。
「偏西風の蛇行には北極振動とエルニーニョ現象の両方が影響していますが、どちらが原因でどちらが結果なのかまだ不明です」(気象庁気候情報課)。【FLASH】>(「今年の異常気象はなぜ起きた?」
 そうだったのだ!  "傘や上着の心配" をするだけでなく、<「エルニーニョ現象」「北極振動」「偏西風の蛇行」という3つのキーワード>に眼を向ける必要があったわけなのだ。まあ、 "眼を向ける" ことで何がどうなるかについては措くとしても......。

 どの<キーワード>もわからない点では五十歩百歩ではある。が、<「北極振動」>とは一体なんなんじゃい? そこで、またまた "探り" を入れてみる。

<異常気象をもたらす北極振動の謎 田中 博(地球フロンティア研究システム 国際北極圏研究センター研究員)
 北極振動 (Arctic Oscillation: AO)とは北極圏とそれを取り巻く中緯度帯の間の気圧場の南北の振動のことで、近年、異常気象をもたらす大気の長周期変動やテレコネクション、地球温暖化の研究において特に注目されています。
 北極振動(AO)は南方振動(SO)の対比で、米国ワシントン大学のトンプソン博士とウォーレス博士により1998年に命名されたものですが、古典的な東西指数 (Zoanl Index)の概念と重なるものがあります。これまで異常気象といえば低緯度のエルニーニョとの関係に研究の重点がおかれていましたが、2001年の寒冬や2002年の暖冬(桜の早期開花)、2003年の寒冬などは、北極振動が関係しているとされており、低緯度のエルニーニョと並んで重要な高緯度の現象とされています。熱帯のエルニーニョが海洋変動で最も卓越する現象として重要視されるように、大気変動で卓越する現象は北極振動であり、その物理的実態や力学的成因を解明することは、異常気象の研究において重要な課題とされています。
 異常気象をもたらす大気現象にブロッキング高気圧がありますが、最近の研究によると、このブロッキング高気圧も北極振動も、共に温帯低気圧などの大規模な大気の乱流現象により励起されると考えられています。日本における北極振動の第一線の研究者が集結し、異常気象をもたらす北極振動やブロッキング高気圧の実態と成因解明に向けて、今、活発な議論が繰り広げられています。>(「異常気象をもたらす北極振動の謎」

 ここまで来て漸く、やはり、 "下手人" は "地球温暖化現象" なのかな? というかねてからの噂に行き当たる思いとなる。
 <熱帯のエルニーニョ>と言い、<温帯低気圧などの大規模な大気の乱流現象>という部分の "手口" が、 "地球温暖化現象" という "容疑者" の一連の "手口" と限りなく符合すると言わざるを得ないからだ...... (2010.04.15)













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