先日、思い切って "iPod touch" の "OS" のアップデートを行った。
新しくリリースされた "新OS(iOS 4)" へのアップデートである。購入後の6月23日の時点では、 "iTunes" の画面に次のような表示があった。
「お使いの iPod ソフトウェアは最新です。iTunes は2010/06/26 にもう一度更新を自動的に確認します。」と。この時点で搭載されていた "OS" は、 "OS ver.3.13" であったはずだ。
それで6月26日以降に、 "iPod touch" 端末を Windows PC上に接続してみると "iTunes" が、アップデートに関するメッセージを表示し、その手順に従うかたちでアップデートを完了させることになったのだ。
以前にも書いたとおり、 "iPod touch" はまだ購入したばかりであり、旧バージョンの "OS" での機能にも不慣れであった。だから、 "OS" のアップデートを躊躇しないわけでもなかった。
これまで、Windows のアップデートを何度も経験してきており、幸い概してトラブルらしきことに遭遇するということはなかった。が、インストールされたアプリケーションとの間で何かと不都合を確認しないわけでもなかった。そんなことから、 "OS" のアップデートに関しては若干の戸惑いが残っていたのだ。
しかし、よく考えてみたら "iPod touch" を入手してから独自にアプリケーションをインストールした覚えもなかった。で、アップデートを敢行することにしたのである。
その処理作業には、ソフトのダウンロードとインストールで若干の時間を要することにはなったが、特に何の問題もなくスムーズに完了することができた。
しかし、悲しいかな、旧バージョンの "OS" での実機能を体験するところまで至っていなかったため、 "新OS(iOS 4)" の改善点が体感的に了解できなかったのである。
そこで、先行者が紹介・解説するブログ記事( 「iOS 4 新機能の使い方や解説記事のまとめ。」 )の情報を大いに参考にさせてもらい "新機能" のいくつか(iOS4 マルチタスキング、壁紙変更、フォルダ、回転ロックなど)を確認したのである。
手順の詳細はおくとして、いずれの "新機能" も "ホホーっ" と頷くに値するスマートさ以外ではなかった。
"マルチタスキング" とは、 Windows PCでは当たり前の "複数" アプリが同時に立ち上げられるという機能である。が、こんな小さなポケットコンピュータでここまでスムーズに実行されてみると、やはり "ホホーっ" と頷かざるを得なくなった。ミュージックを流しながらメールのチェックをし、その両者の画面の切り替え操作をしてみたりしたが、スピード感を伴いつつ進められた。
ホーム画面の "壁紙変更" も Windows PCでは当たり前の選択肢ではあるが、このような端末で可能だというのは贅沢なもんだ、と感じさせられた。
また、 "回転ロック" という機能には "マイッタ、マイッタ" という思いにさせられた。端末は、本来が、持ち方を横にすれば画面が自動的に横に変わるという手の込み入りようなのである。しかし、時と場合によっては不便さを感じないわけでもない。例えば、ゴロリと横になって操作する際、そのままでいい画面が一緒にゴロリと横になってしまうと実に見にくいのだ。そんな不便を感じていたのである。こんな場合に、 "回転" を "ロック" させる機能を選択をしておくと、この不便さが見事解消されるのである。
上でも書いたように、旧バージョンの "OS" を実感することが乏しいままに "OS" のアップデートを行ったために、その真価を十分に受け容れられないのが残念と言えば残念ではあった。だが、 "ホホーっ" とか "マイッタ、マイッタ" という感触が禁じえないのも事実である。と同時に、 "グッド・タイミング" でこの端末を入手したと悦に入ってもいる...... (2010.06.30)
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