PDF電子文書技術活用のすすめ_③/ウェブページ情報を"PDF文書"化保存して管理! ......

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 インターネットのウェブページ情報を、仕事その他の "情報源" とする割合がますます高まっているのが実情であろう。
 ただ、ウェブページを "情報源" として活用する場合、留意しておいた方が良さそうな点がいくつかありそうだ。
 先ず、ウェブページの情報をどのようにして "保存" しておくかという点である。
 ところで、あえて "保存" にこだわる理由は二つほどある。
 一つは、当該サイトのURLを忘れないように記録しておくという点。多くのサイトを移動したり、多くの情報に接していると、その時はわかっているつもりでも後日その情報が気になった際、意外と混乱して手間取ることもないではないからだ。
 昨今のブラウザには、 "閲覧履歴" という記録があるからそれを活用して遡るという手もあるにはあるが、できれば閲覧時に気になったサイト情報はその時に何らかのかたちで "保存" しておきたい。
 二つ目は、言うまでもなく変化の激しい時代環境なので、サイト情報とて、後日アクセスした場合にそのまま残っているという保証があるとは言えないからだ。URLは生きていたとしても、探している当該の情報が見つからない場合も大いにあり得る。
 したがって、ウェブページなどについては、 "気になったその時に" 何らかのかたちで "保存" しておくに越したことはないと思われる。

 では次に、どんなかたちの "保存" でも良いかというと、やはりそこで留意すべき点は、情報の "再利用" に適したかたちでの "保存" ということになりそうだ。
 ブラウザにはページを "保存" する機能はあるにはあるが、 "HTML形式" での保存はその管理がしにくい点と、またこの形式のファイルへの検索もしにくいという点でベストとは言い難い。
 ではどのような "形式" での "保存" がふさわしいかというと、少なくとも "テキスト形式" 、できれば "Word 形式" などが良さそうだ。 "全文検索" にも、テキスト部分の再利用にも適しているからである。
 これらの "保存" を行うには、ブラウザ上のページの気になる箇所を選択、コピーして、テキスト・エディターや Word の新規ページにペーストしさえすればよい。
 なお、 "Word 形式" での "保存" であれば、画像や図表などの同時保存も可能であるし、またテキストの必要部分の文字色を、 "ハイライト" 風に変えてみたりして、後日の再利用に向けて手を加えておくこともできて便利だ。

 だが、ここで "PDF文書" に目を向けてみると、ウェブページ情報の "保存" という作業もグーンとラクでスマートになる。
 しかも、その手順は至って簡単なのである。
  "気になったウェブページ" があったならば、「メニューバー」の「ファイル」から「印刷」をクリックして、「プリンター名」で、通常使用しているプリンターではなく、 "PDF関連ソフト名" (自分の場合は "Adobe PDF" )を選び、先に進めていくと、所定のフォルダーに "気になったウェブページ" 全体の "PDF文書" ファイルが、瞬く間に出力されるのである。
 この "PDF文書" ファイルは、 "PDF文書" ファイルとしての一連の長所を保持しているとともに、もちろん "全文検索" に対応したファイルである。テキスト部分に "ハイライト" を施したりして理解し易いかたちに編集することも十分に可能である。
 スキャナーを使って紙から取り込んだ "PDF文書" ファイル( "透明テキスト付きPDF" ファイル)と一括して管理することで、自身のための "データベース的情報源" へと仕立て上げることができるのである...... (2010.07.26)













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このページは、yasuo hiroseが2010年7月26日 00:01に書いたブログ記事です。

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