スキャニング後のPDF画像ページへの、最も簡単な"修正(レタッチ)"方法はコレだ! ......

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 相変わらず、<蔵書の "PDF電子書籍" 化作業>についてはヒマを見つけてはせっせと進めている。もちろん、<"ScanSnap S1500" & 断裁機 "PK-513L" コンビ>を活用しての実に効果的、効率的な処理方法によってである。
 当然かもしれないが、同じ作業を継続していると、慣れるだけではなくて、これまで気づかなかった "より適切な方法" に気がついたりもする。そのいくつかをアトランダムに列挙してみようかと思う。

 1."ScanSnap S1500" でのスキャニングにおいては、その "読み取りモード" 設定を適時変えてみた方が良さそうである。
  "蔵書" をスキャニング素材とする以上、何も真新しい書籍だけを扱うわけではなかろう。いやむしろ、何十年も前の "懐かしい"="主観的価値あり" の書籍を "PDF電子書籍" 化したいと考えることだって大いにあり得るはずだ。
 そしてそんな書籍の場合、表紙の傷みもさることながら、本体各ページの "黄ばみ" が著しく進んでいたりもする。
 こんな場合、スキャナーの "カラーモード" を "カラー" にしておくと、高性能なスキャナーであればあるほど、その "黄ばみ" を "ご丁寧に再現" してしまう。セピア色として許せる範囲を超えて、 "赤茶色" に近い "再現" にまで及ぶと、当然、「何とかしたい......」と思うわけである。
 こんな場合、とりあえず "カラーモード" を "グレー" に設定してやると、かなり "様子が変わって" くる。薄っすらとした影のように変わるわけだが、 "色合いが消失" する分だけどうにか許せる出来上がりとなるのだ。さらに、各ページごとに "手を加える" 場合には、下記の 2.の方法で行えばよい。
 なお、"カラフルな表紙" などは別途 "カラー" のモードでスキャンして後から "ページ挿入" する手もある。

 2. "ページ単位" の "フォトレタッチ" は、"Adobe Acrobat" と "Adobe Photoshop" との巧妙な連携プレーを活用するのがよさそうである。
 以前に、< "Adobe Photoshop" を使って何とか手っ取り早く対処......>(<"PDF電子書籍"各頁のレタッチ/"Adobe Acrobat"と"Adobe Photoshop"との連携抜群( 当日誌 2010.08.25 )>)というかたちでレポートをした。
 ところが、"Adobe Acrobat" と "Adobe Photoshop" との連携を前提としてのことだが、実は、もっと "より手っ取り早い方法" が見つかったのである。
 実は、「ページの置換」という機能でワンクッションを置かずとも "ページのレタッチ" は可能だったのである。その手順の流れは以下のようになる。

 ① 先ず、"Adobe Acrobat" 上で、何らかの "修正(レタッチ)" がしたいページを開いておく。
 ② "Adobe Acrobat" のメニューバーから「ツール」⇒「高度な編集」⇒「TouchUp オブジェクトツール」をクリックする。 "マウス・ポインター" の形が変わって( "小さな正方形" が付属し、 "TouchUp" のモードであることを示す)る。
 ④ この "マウス・ポインター" で、ページを "右クリック" すると、オプション・メニューが表示されるので、「画像を編集」をクリックする。
 ⑤ すると、 "Adobe Photoshop" が起動され、当該ページと同じまったく同じページ画像が表示される。そこで、これに思い通りの "レタッチ" を加えて、 "Adobe Photoshop" のメニューバーから「ファイル」⇒「保存」をクリックすれば終了!
⑥ "Adobe Acrobat" に戻ると、当該のページは "レタッチ" されたページ画像に変化しているはずである。

 この作業は、 "Adobe Photoshop" 上での実質的 "レタッチ" 作業を除くならば、あっという間に処理されてしまう実に簡単なものである。
 この方法を使うならば、スキャニングをしてとりあえず出来上がった(画像)ページの各々を、最も簡単に "修正(レタッチ)" できるため、スキャニングによる "PDF電子書籍" 化作業の流れでは大いに役立つものと思われる。
 "一味、上質" な "PDF電子書籍" 作りを目指す場合にはマスターしておいて損はないと思われる。

 このほかに、完了した "PDF電子書籍" の容量を "より小さくする(半分以下になる)" ことも可能なのだが、それらについては機会を改めることにしたい...... (2010.09.08)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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