iPadでの"プレゼン"では、アプリの"Keynote"を通せば"MS PowerPoint"ファイルも! ......

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 PCでの "プレゼンテーション" といえば、経験者ならば大抵の者が "MS PowerPoint" の名を上げるのではなかろうか。
 昨日も若干触れたが、自分も "MS PowerPoint" で幾たびも "プレゼン用コンテンツ" を制作し、そこそこ満足できるかたちで活用して来た経緯がある。テキストや画像を効果的に配し、それらの表示にアニメーション機能やサウンドを付加して、存分に観る者の視聴覚を魅了するこの "ツール" は、"MS Office" グループのレギュラー(?)に相応しい優れものだと評価して来たわけである。
 そんなことから、昨日も、いわば "プレゼン = MS PowerPoint" というような視点で、逸品かと思われた "iPad Dock Connector-VGAアダプタ" に関心を寄せたのであった。
 しかし、まさか、"MS PowerPoint" で制作したコンテンツファイルが、"iPad" でも使えるなぞとは考えてもみなかった。だからこそ、せめて前述の "iPad Dock Connector-VGAアダプタ" なりを使って、"iPad" に転送した "ePub/PDF 電子書籍" ファイルを大スクリーンに投影したりできないかと思ったりもしたのであった。

 ところが、よく吟味してみるならば、① "iPad"、② "iPad Dock Connector-VGAアダプタ"、③ "ApPle iWorks アプリ" の "Keynote" という "三種の神器" の組み合わせによって、"プレゼン" ファイルを大スクリーンに投影するばかりか、念願の "MS PowerPoint" ファイルをも活用できそうなのである。
 まだ "実行前" の自分としては、 "伝聞" 風にしか書けないのが残念である。だが、近々実体験してみて "ナルホド感" を手にするつもりではいる。もしこれが事実誤認でなければ、"プレゼンテーション" 向けの環境は、上記の三点セットで十分に賄えそうな気配でもある。
 ちなみに、"伝聞" 情報によれば以下のようになる。

<すばらしいプレゼンテーションを、すばらしく簡単に。
 iWorkの一部としておなじみの、パワフルなプレゼンテーション用アプリケーションであるKeynoteが、iPadとマルチタッチのために完全に生まれ変わりました。1枚目のスライドの制作から、実際のプレゼンテーションまで。iPadなら、すべての機能を指先でタップやドラッグするだけで使いこなせます。><ApPle iWorks Keynote>

<大人数の前での発表には、大きなスクリーンでプレゼンテーションを。オプションのiPad Dock Connector - VGAアダプタを使えば、テレビ、モニター、プロジェクタ、LCDディスプレイへの接続も簡単です。>(同上)

 また、同ページの<ビデオを見る>の紹介を覗いてみると、大スクリーンでのプレゼン画面を、 "手元の" iPad 画面に表示された "操作ボタン" のタッチ操作で適時コントロールすることも可能であることもわかった。
 そして、何よりもうれしく思えたのが、下記の<Microsoft PowerPointファイル>への言及なのである。

<互換性も、抜群。
 iPadのKeynoteなら、KeynoteファイルもMicrosoft PowerPointファイルも読み込めます。もちろん、その逆も可能です。iPadのKeynoteで作ったプレゼンテーションをKeynoteファイル、PowerPointファイル、PDF文書としてEメールで送る機能を使えば、MacとWindowsパソコンのどちらでも、iPadにあるファイルを自由自在に活用できます。>(同上)

 ちなみに、<iPadのために再設計されたパワフルなiWorkアプリケーションKeynoteは、App Storeから1,200円で購入できます。>(同上)とのことだ。

 これまで、"タブレットPC" の "ブックリーダー" と "電子書籍" との話題は、どちらかと言えば "非ビジネス" の "パーソナル空間" のシーンに傾斜していたかと思われる。もちろん、そこを "軸足" としているのが "電子書籍" の主たる相貌であろう。
 しかし、"タブレットPC" が "モバイルデバイス" であること、さらに "据付型のデバイス"(大スクリーン、大型ディスプレイ......)などと連携が可能となるなどによって、活躍のシーンは自ずから拡大して行くのかもしれない。
 と同時に、それに応じて "電子書籍" というものの性格も "多面性" を帯びて行くことになるのであろうか......。いや逆に、マス的なシーン、ビジネス的なシーンが "パーソナル空間" の延長、外延と化して行くと言った方がよいのだろうか...... (2010.11.22)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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