"Word" ファイルを "ePub 変換" するというテーマについては、以前に類似した案件で書いたことがあった。
その際の関心事は、"Word" ファイルを "ePub 変換" するというよりは、"縦書き" 仕様ファイルの "ePub 変換" という点に焦点を置いた。
その状況報告については、下記のように書き出した日誌を参照していただきたい。
< が、その前に、もう一つ "興味深い" サイト情報に行き当たった点に触れておこう。 それは、《 OpenOffice.org 》と、その "拡張機能" を実行する "アドイン" ソフト(《 OpenOfficeのWriter文書をEPUB文書へ変換する拡張機能「writer2epub」》)とによって、"縦書き" 仕様の "ePub電子書籍" を作ってしまう......、というものである。>(<"縦書き・縦表示"指向の"ePub変換"試行錯誤/"OpenOffice.org"&"writer2epub"も! (当日誌 2010.10.20)>)
ところで、"ePub" ファイルや "電子書籍" を制作するには、"(x)html" スクリプトからスタートするのが正攻法ではあるが、種々のオリジナルのデータ・ファイルに依存することも決して少なくはない。
中でも、 "テキスト" ファイルとともに、"MS Word" で作成した文書を素材とすることは意外と多いようだ。
どっちにしたところで、"一発" で "ePub 変換" することにはムリがあろうけれど、"ePub エディタ" である "Sigil" で読み込むことのできる "とりあえずの ePub ファイル" を仕立て上げる段取りができたに越したことはないはずだ。
そんなことから、"MS Word" ファイルを "ePub 変換" することのメリットは決して小さくはなさそうだと思える。
今日の情報は、"MS Word 2007" で作成されたファイル(拡張子:~.docx )を "ePub 変換" で "簡単に" 実行してしまうツールの "Java Archive(ジャバ アーカイブ)" についてである。残念ながら、拡張子が「~.doc 」という過去の "MS Word" で作成したファイルについては、"MS Word 2007" をフィルタとして使わなければならない。
ということで、もちろん大前提となるのは、"MS Word" の "2007" バージョンがPCにインストールされていることだ。このバージョンの "MS Word" が「~.docx」という拡張子の文書を作り出すからである。
これに加えて、使用しているPCに "Java" がインストールされているかどうかも前提条件となる。この点について不確かな場合は、下記で確認して "ランタイム版" をインストールすることもできる。こちらは無償である。
こうした前提条件を整えた上で、当該の "Java Archive" ソフトをダウンロードすることになる。ダウンロード・サイトは次のとおりだ。
このサイトは、"google" が運営しており、あの "Sigil" をも提供しているサイトである。ここには、各種の<epub-tools>がリストアップされているが、今回は、上から四段目の、
◆ <epubgen-0.5.0.jar/GUI tool for fb2, docx and rtf -> epub conversion Featured/Dec 2009/450 KB/10703 >
をダウンロードする。
と言うのも、<GUI tool>と表示されているように "Graphical User Interface(グラフィカルユーザインターフェース)" なので、 "ドラッグ&ドロップ drag and drop" の操作で簡単に実行できるからである。
ダウンロードしたら、クリックするだけで自己展開して、すぐに "空白の小さなウインドウ" が表示される。この "ウインドウ" に、前述の「~.docx」という拡張子のついた "MS Word 2007" で作成されたファイルを "ドラッグ&ドロップ" するわけだ。すると、まるでホットプレートに食材を乗せたかのような変換アニメーションが表示され、まもなく "ePub ファイル" へと焼き上がる(?)のである。
そこで、ここでもまたこの焼き上がった "ePub ファイル" を、所定のお皿に、いやフォルダとか、PC版の "ブックリーダー" へと "ドラッグ&ドロップ" すればいいわけである。この簡単さが気に入ったのである。
なお、この "ePub ファイル" がそのまま使える場合もあるが、"ePub ファイル" として体裁を整えるためには、やはり "Sigil" で "調整・再編集" をした方がよい。
とくに、"日本語" 化された "ePub ファイル" にはなっていないので "文字化け" することもあるため、"html" コード前段部の
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"> を
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja"> に書き換えてやる必要があろう。
デジタル文書では、何かと "MS Word" は頻度高く活用されてきたので、その "資産" の "ePub 変換" 法をマスターしておくことは損にはならないと思われる...... (2010.11.23)


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