一頃に比べると、"デバイス・ドライバ" 探しが厄介なことになっていそうだ。
もっとも、安定したメーカー(今時そんなメーカーも少なくなったが......)のPCであれば、"サポート・サイト" からのダウンロードで比較的イージーに済ませることができる。だが、自分の場合、以前に "ハイエンドPC" と銘打った "SOTEC" のPCを購入していて、今回、プリ・インストールOSの "Vista" をやめて、"XP" へと "OSバージョンダウン" を企(くわだ)てたのである。
"Vista" 搭載のこの "ハイエンドPC" は、使い勝手が悪い(?)ためにほとんど使用せず、はたともったいないことに気づき、この企てに及んだのであった。昨今の作業から言って、少しでも "処理速度" の速いPCが必要だと思えたからであった。
ところが、案の定、 "SOTEC" の "サポート・サイト" は "有名無実" で、デバイスのドライバ類については "ノー・サポート" だったのには、へぇーそんなものか......、と違和感を禁じえなかった。
で、しょうがないので "Vista" 起動時にデバイス各々のメーカーを確認した上で、"XP" 用のドライバをネット上で家捜しするよりほかなかったのである。
先ずは "ネットワーク・アダプタ" のドライバを見つけなくては、"身動き" がとれない。 "Realtek" のドライバを入手するのにも予想以上に手間取ってしまった。
と言うのも、キーワード検索で探してみると、やたらに "親切ごかし" の "有料インストローラ" に出っくわしたりもしたからだ。
昨今のご時世では、ユーザに優しい "フリーソフト" が広がっている一方で、ガツガツと儲けに走るサイトも決して少なくはない。"PC内サーチ" をして必要なドライバを探します、とか "親切ごかし" に振舞っていて、最終的には "有料" だとする画面に導くのだから実に腹立たしい限りだ。
もちろん、そんな不愉快な "ダマシ" に乗るワケはないが、そんなサイトがキーワード検索でヒットし易くなっているためか、無償ドライバという地味なサイトが後回しになっている。それらに行き当たるのに手間が掛かってしまうというわけなのである。
まあ、こんな事情は昨今では至るところで展開している "当たり前" のことなのではあろうが、浅ましい限りだ......。
だが、こうしたデバイス・ドライバ類というものは、"有料" のハードとバンドルとなっているのだから、本来 "無償" で済ますことが可能なものなのである。
多少の手間は掛かったものの、結局は、 "Chipset" から "Audio"、"SM バスコントローラ" に至るすべてのドライバを、ネットから見つけ出すことが出来、恙無く "XP" への "OSバージョンダウン" 作業を完結させることができた。
さすがに、"Vista" 適合ハード仕様のことだけはあって、"XP" での起動は実にサクサクとした気持ちの良い動きとなった...... (2011.02.08)
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