と言っても、未だ正体が分からないにもかかわらず、"アンドロイド携帯" を "買っちゃえ!" というほどせっかちな人は先ずいないだろう。
そこで、ちょいと気の利いたユーザーならば携帯などには "エミュレータ" というPC上で "疑似デバイス" として動くシミュレータなるものがあることに目を向ける。
現に、"アンドロイド携帯" には "Android SDK エミュレータ" というものが用意されている。
そこで、"アンドロイド携帯" への好奇心が向かった先は、この "Android SDK エミュレータ" をPC上で実行してみるということであった。
幸い、かなり丁寧に案内、指導してくれるサイトが見つかった。
◆<ASCII.jp:端末は無くとも、Androidのエミュレーターは動かせる!>
がそれである。
同サイトにはその紹介もあるが、この "エミュレータ" 実行のためにダウンロードすべきアーカイブは以下の二点である。
◆ <Download the Android SDK>
◆ <無料 Javaのダウンロード>
<the Android SDK>とあるように、この "エミュレータ" は、"アンドロイド用アプリ" の開発のための "SDK" の一部なのである。ということは、単に外見を表示するだけのものではなくて、諸機能を厳密に再現するものと期待できる。
同時にインストールしなければならない "Java" は、この "SDK" の環境を形成するものなのであろう。
さて、ダウンロード後のインストールについては、"インストール先" についても、指定されているとおりに進めた方がよい。それと言うのも、このエミュレータの "実行" は、"コマンド プロンプト" から行うことになるのだが、その際にインストールしたプログラムの "パス" が設定されている必要があり、この辺の事情から、"インストール先" と解説されている "パス設定法" とを符号させておく必要があるからだ。まあ、同サイトに書かれた手順どおりに進めた方が無難だ。
こうして取りあえず無難に立ち上がった "Android SDK エミュレータ" であるが、外見は "iPod touch" や "iPhone" とさほど変わらない。ホーム画面にしても、そこからの一連の操作手順にしてもそうである。また、ブラウザから各種サイトを読み込むのも変わりようがないわけである。
先ず、今日のところは "エミュレータの立ち上げ" ということが主眼なので深入りせずにおく。今後、試してみたいと考えているのは、"ePub" などの "電子書籍" に対してはどのような受け答えをするかなのである...... (2011.04.05)
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