"スマートフォン" を使う際のひとつの留意点が、"(パケット)通信料金" の問題であることは周知の事実である。リソースが無限であるかのような思い込みで "パケ死" に堕ちたのでは話にならない。
そこで "出番" となるのが、"プリペイド&チャージ( Prepaid & Charge )式" だということになろうか。先日も以下のように書いた。
<≪事後支払い(ポストペイド)方式≫だからこそその心配も生まれる "パケ死" を、自然に回避できる簡単な選択のはずであろう。
昨日書いた≪日本通信 bモバイル・WiFi ルータ WiFi ルータ機能付 SIM フリー端末 BM-MF30 と 日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS≫も、この文脈からの紹介だったのである。
そして、今日注目しているのが≪日本通信 b-mobile ドッチーカ 500分(有効期間90日) BM-DC1-500H BM-DC1-500M≫というデータ通信ツールなのである。
この通信機器の方式自体は、以前から "PCカード" 形式で出回っていて、それが "USB" ポートを使うことになっただけである。やはり着目すべきは、"通信料金" に関する側面の "プリペイド&チャージ式" という点だと言うべきであろう。
"WiFi ルータ" に比べると用途が限られるが、手持ちのノートPCを出先に持ちだしてデータ通信作業をしたいという向きには持って来いなのではなかろうか。>(<"SIMフリー"の一典型/日本通信b-mobileドッチーカ/契約不要 Prepaid & Charge式(当誌 2011.05.25)>)
自分の場合、さほど切迫したニーズがあるわけでもない。だが、時としてよんどころ無く出先から "データ送信" をしなければならない、そんなケースに備え、この "日本通信 b-mobile ドッチーカ" を購入してみた。
この種のツールのメリットのひとつは、 "契約不要・すぐ使える" 点である。とかく "キャリア" は "契約で縛る" 姿勢に終始する。その鬱陶しさが無いだけでも爽快な気分である。
使用が可能となる "開通手続き" は、自分の "携帯" から所定のダイヤル番号に電話するだけで済む。音声ガイダンスに沿って、送付された製品に添付表示された顧客に割り当てられた "電話番号" を数字入力すると、「5分後にご使用可能となります!」と告げられてそれでOKなのだ。
さっそく、モバイル風のノートPCで試すことにした。先ずは、自宅内に飛ばしている "無線LAN(Wi-Fi)" の機能を停止した。
昨今の "USB" デバイスはどんどん小さくなっているが、この "ドッチーカ" は "使い捨てライター" ほどの質量感ある大きさであった。
これをノートPCの USB ポートに差し込むと、何の手間もなく自動的にドライバーソフトなどがインストールされ、程なく使える状態となった。
引っ掛かった点があったとすれば、それは現行の "ネットワーク接続" の "無線LAN" 設定との "重複・競合" の回避であった。しかし、それも Windows の "ネットワーク接続" フォルダの "接続" アイコンを "右クリック" して、状況に合わせて "無効にする" or "有効にする" を指定してやれば簡単に解消できることがわかった。
で、使い勝手であるが、 "通信速度" については "贅沢を言わなければ使える" 感触である。自分の場合、動画サイトが目当てではないので、まぁ、こんなものだろう......と了解できた。
また、逐一、使用できる "残り時間" や "有効期限" が数値として表示されるので、"節約感覚" が刺激されることにもなる...... (2011.05.31)
コメントする