"節電" は、もはや否応なく取り組むべき課題だと言える。この日誌でも折に触れ書いている。
<庶民の生活では、"ひっ迫" しているのは "電力" に限らず、"家計" そのものも苦しいはずだ。
となれば、"家計の切り詰め" という課題と重ねて "節電" 体制/態勢づくりを今すぐにでも始めなければなるまい。>(<節電は日本の緊急課題/"節電意識改革"と"SANWA SUPPLY ワットモニター(\3,750)"(当誌 2011.05.11)>)
で、今日は、これまた "些細な対策" でしかないが、二点取り上げてみる。
その一点は、トイレなどの照明の "消し忘れ" 防止策、もう一点は、使用していない家電製品の "プラグをコンセントから抜く" という対策である。
先ず、照明の "消し忘れ" であるが、自分の場合、トイレの照明の "消し忘れ" で家内からも再三注意されて来た。が、何度注意されても "糠釘" 状態が続き、自分でも呆れ返った末に、「そうだ! アレを組み込もう!」と思い立ったのが、"パイロットスイッチ" という器具方式なのであった。
"パイロットスイッチ" とは、結構目にしている次のようなものである。
<スイッチを入れるとスイッチプレートについた小さな赤ランプが点灯するもの。照明器具などの消し忘れ防止に役立つものとして、トイレ・換気扇・外部照明などに用いられることが多い。 >(<Kotobank.jp/パイロットスイッチ【パイロットスイッチ】>)
ただし、この作業は業者(電気工事士の有資格者)でなければ行ってはいけないことになっている。で、知人の業者による監督の下で行うことにした。電源をブレーカーで落としての作業となり、ドライバーのみで10分程度の軽作業であった。
フムフム、これで、トイレから出た際に "消し忘れ" の "赤ランプ点灯" を目にして、間違いなく "消す" ことになるはずだ! と意を強めるのであった。(左図参照)
もう一つの、使用していない家電製品の "プラグをコンセントから抜く" というテーマである。
ちなみに、<ACアダプターは本体の電源を切ってあってもコンセントにつながっている間は電力を消費>、<使用していない全ての電気製品のプラグをコンセントから抜くと全消費電力の約10%の節電>という事情も紹介されている。
で、これについて考えたことは、何故、繋ぎっ放しにしているのか? という原点であった。そして、要するに "楽に抜けない!" からだと今さらのように気付いたことから、ならば "専用ツール" を使えばいい! と......。
入手したのは、"楽に抜けるアダプタ" (右図参照)というものであり、確かにこのツールを添えておくと、実に "抜くのが快適!" となるから面白い。多分、これで "こまめに" コンセントから抜く習慣が身に付くと......。
いつぞや、水道水の水漏れで "予想外の水道代" を請求されたことがあり心外であったが、"電気代" とて、知らず知らずのうちの浪費が潜伏していそうである...... (2011.05.22)
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