"原発停止" がこの日本の緊急課題ならば、これと表裏一体の関係にある "抜本的な節電" 体制/態勢づくりも喫緊の課題だということになろう。
<夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、定期検査の終了予定を過ぎてもなお、営業運転再開を延期している原発が7基にのぼっている。安全対策や地元の理解が求められているためだ。今夏までに6基が定検に入り、再開できない状態が続けば全国にある商用原子炉54基のうち42基が止まる事態になり得る。火力や水力も含めた全電源の約15%で、夏の電力供給が各地で切迫する恐れもある。......>(<夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も/asahi.com/2011年5月10日20時29分>)
だが、長年の "電力浪費" 体質は、組織であろうと個人であろうと難しい。現代文化= "電力浪費" とさえ言える環境が当然視されて来たからだ。
しかし、庶民の生活では、"ひっ迫" しているのは "電力" に限らず、"家計" そのものも苦しいはずだ。
となれば、"家計の切り詰め" という課題と重ねて "節電" 体制/態勢づくりを今すぐにでも始めなければなるまい。
で、"ダイエット" の課題で、 "体重計の数字認識" が想像以上に効果があるごとく、"節電意識改革" 推進においても、"消費電力(ワット)" の "実数字" と "にらめっこ" してみる体験・習慣は必ずや効果抜群であるに違いない。
ところで、以下のような事実を承知されていただろうか......。
<★ テレビの画面設定で明るくすると標準時の倍以上の消費電力でした(東芝Regza)
これだけでも毎時125Wの節約になりました。一か月分テレビの節電:(0.125KW x 155時間) x 22円(電気代) = 約426円 年間で5100円の節電です。実際には二台ありますから計算上で年間1万以上節電。
★ 石油ファンヒーター3社のうち一社の製品だけは10倍近くの電力を使う事が判明。
★ よく言われているエアコン待機電力も7台あれば凄い金額になる事がわかりました。7台分の待機電力で年間4500円近くの浪費!
★ 電源オフの時にもEPEGで勝手に番組情報を受信してくる機器の多さにも驚きました。番組情報取得時には20W近くの電力を使います。
★ 全電球LED化計画、古い照明・家電買い替え計画などを含めると年間三~四万の節電に成功しました。
★ 古いノートPCは一日つけっぱなしだとアイドリングでも30円/日。
★ テレビはクイック起動という機能をオンにしていると待機電力が15円/日。......>
これらは、 "Amazon サイトのとある製品" のカスタマーレビューで記載されていたものである。
"とある製品" とは、このページの "リンク・ウィジェット" で紹介している<SANWA SUPPLY ワットモニター TAP-TST8>のことである。
詳細は、直接サイトで確認していただくとして、<消費電力(W)、積算電力量(kWH)、積算時間(H)、積算電力料金(円)、二酸化炭素量(kg)の5種類が測定できます。>という優れモノで、送料負担なしの \ 3,750 (参考価格 \ 6,090 の38% OFFで、ネット上でも最も低価格のようだ......)。
"電力浪費" の確たる事実を "肌身で感じ取る" ためのベストのツールだとお見受けする。 "原発停止" を打ち出した菅首相は、全所帯に "無料配布" してもいいのではないかと...... (2011.05.11)
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