"ePub2.0"のおさらいに持って来いの教材!
|
そんな矢先、これはいいじゃない! と感じさせられた "教材" をとあるサイトで見つけることになった。
「技術評論社/電子書籍 無償配布キャンペーンのお知らせ」 というサイトである。
これは、同出版社が今年5月に出版した書籍、『電子書籍らくらく作成PACK <EPUBテンプレート付き> [大型本]林 拓也 (著) 』( 著者/林 拓也さんのサイト )にちなんで展開したキャンペーンなのだ。
このサイトでは、メール送信をすると "無償" で "ePub" サンプルファイルをダウンロードさせてもらえる。
まあ、こうしたサイトが無いわけではないが、"ePub 電子書籍" 制作に関する解説に加えて、各種 "テンプレート" までダウンロードできるのは注目に値する。
ダウンロード内容は以下のとおり。
―――― 下記よりダウンロードいただけます。
第1回 電子書籍の基本を知ろう (3/28)
第2回 電子書籍を読んでみよう (4/11)
第3回 電子書籍作成の準備をしよう (4/25)
第4回 電子書籍を作ろう (5/9)
第5回 付属するテンプレートのご紹介 (5/23)( 上記技術評論社サイトより )
特に、<第5回 付属するテンプレートのご紹介(5/23)>については、"ePub 電子書籍" 制作に興味と関心を持つ者、"EPUB 2.0" 仕様の "おさらい" をしようとする者にとっては格好の教材となり得る。
"おさらい" の "教材" の活かし方であるが、もちろん、単に "ePub リーダー" で眺めるだけではなくて、ここでこそあの "Sigil" に読み込んでみて、"ePub" ファイルの構造であるとか、"XHTML" や "CSS" のスクリプトを復習するのだ。あるいは、"テンプレート" 部分を援用させてもらいながら、自分独自の "ePub 電子書籍" 制作に向かうのも良い勉強になるに違いない。
ダウンロードした "ePub" ファイルを "Sigil" で開いた screen shot (2)
とにかく、"ePub 3.0" 仕様は、"ePub 2.0" をベースにしているために、"ePub 2.0" が了解かつ習熟できていないとちょっと苦しいかと思われる。そんなわけで、この辺で、遅ればせでも何でも "ePub 2.0" に駆け上っておくべきかと...... (2011.08.20)
コメントする