"SNS"スタデイ(2)ソーシャルネットワークは"fast info"のスマートフォン普及が! ......

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 ハンバーガー、牛丼、立ち食い蕎麦といった "ファストフード( fast food )" は、何かと時間に追われる現代人にとってお馴染み以上に欠かせない存在である。何と言っても、空腹感 = 食欲に対してストレートに、スピード感をもって振舞える点がうれしい。
 そこで、ふと思うのだが、"スマートフォン" はそんな "ファストフード( fast food )" にどこか似てはいないか......、と。


 PCは、情報(information)の閲覧・加工・送受信を的確に成し遂げる "フォーマル(正式・公式的)" なツールではあるが、何かと "段取り" が必要となる。その結果、その煩わしさがアクションを起こす意欲を損なわないではない。
 その点、"スマートフォン" は、PC機能を備えながら、"段取りいらず""カジュアル" 型であり、いつでもどこでも即時に立ち上がり、その操作も実に簡便でスムーズである。情報(information)アクセスに向けたアクションへの衝動が一向に邪魔されることがない。情報アクセスへの意欲がストレートに、スピード感をもって実現されるわけだ。


 だから、"スマートフォン" は、まるで "ファストインフォメーション( fast info )" だと言っても決して間違いではなさそうな気がするのである。 "スマホ" は、"fast info(ファストインフォ)"と......。

 ―――― 以前からしばしば書いている "スマートネイティブ" たちのその「特性」を、この "fast info(ファストインフォ)" 性だと解釈してみるのもあながち的外れではなかろう。

  ◆ 参照 "スマートネイティブ"と呼ばれる新世代とスマートデバイス&ソーシャルメディア!( 当誌 2011.08.25 )


 片や、"ソーシャルネットワーク( = SNS、ソーシャルメディア)" が人気を博するのも、どうも余計な "段取りいらず" というこうした"fast info" 的な仕掛けがあるからだとも言われている。一切の "段取り" 抜きで実感を語ったり、"つぶやき" を発信したりできるそんな仕掛けを備えているのが "ソーシャルネットワーク" だからである。
 となると、"fast info(ファストインフォ)" 志向のデバイスと、同じ志向性を持つメディアとが "意気投合!" するのは「火を見るより明らか」だと言うほかなかろう。
 そして、その通り、現在、"ソーシャルネットワーク" は "スマートフォン" の普及によって急速にアクティブとなり、また "スマートフォン" は "ソーシャルネットワーク" を主要なターゲットとするように、技術的イノベーションを重ね、ユーザーを増大させているわけである。


 今日、レビューするサイト記事は、下記引用の通り昨日に続く連載記事で、この辺の事情について述べたもの、その表題も<スマートフォンとソーシャルは両輪>とされている。内容は、次のようになろうか。

1.スマートフォンとソーシャルネットワークは両輪といってもいい。
2.個人情報の扱いが変わってきている。
  ① ソーシャル系のサービスがスマートフォンで使われるようになったことで、個人情報の扱いが変わってきている。
  ② 個人情報がどんどんオープンにされている現状。(漏洩ではなくて積極的に)
  ③ 個人情報を自ら発信するという文化。
  ④ 自分のプロファイルをオープンにして、それによって様々な人の反応を見るというコミュニケーションパターン。
  ⑤ 以上の結果、これまで以上に情報の精度と伝搬速度が期待できるようになる。
3.個人と個人の間にもあるソーシャルデバイド。
  ① その一つとしての世代。
  ② 40、50代の人々の情報発信に対する考え方と、20代の人々における情報共有や情報に対する意識は違う。
  ③ 10代、20代は、自分の情報を発信したり、相手の情報もそれを通じて入手したりするのが当たり前の世代。逆にそうしないとコミュニティに参加できなくなり、日常的な付き合いができなくなる。発信することがデフォルト。自分の個人情報が第三者に取られるという意識より、「情報を出さないとそもそも何も始まらないという意識を持っている。
  ④ ソーシャル化が進むことによって、「すべての人々のすべての情報が、結果的に社会から見ると透明化されていく時代になる。


 やはり、<個人情報を自ら発信するという文化>が形成されつつあるのではないか、とする視点が、いろいろな意味で興味深い。まさに、10代、20代の "スマートネイティブ" たちが主導する世界が始まっている......


―――― スマートフォンとソーシャルは両輪

 スマートフォンとソーシャルネットワークはもはや切っても切れない関係にある。スマートフォンの新製品発表会では、当たり前のようにソーシャルネットワークが登場し、その使いやすさや連携アプリなどが紹介される。個人が持ち運ぶ情報機器として、スマートフォンはノートパソコンよりも可搬性が断然優れ、なおかつ従来の携帯電話よりも情報発信、閲覧の両面で優れている。それゆえ多くのユーザーが、ソーシャルネットワークの入り口としてスマートフォンを活用しているのだ。
 ただ、ソーシャルネットワークが急成長したのはつい最近のことであり、現状は誰もが使っているわけではない。個人情報の扱いなどにも懸念が残る。最終回は少し趣を変えて、ソーシャルネットワークの普及が与える影響などを識者への取材を通して見ていこう。

 2011年9月26日、前週末のiPhone発売報道が冷めやらぬなか、KDDIは2011年秋冬の新製品発表会を開催した(関連記事)。そのラインナップはAndroidスマートフォン6機種、従来型携帯電話3機種など。既に新商品の主役はスマートフォンである。そして、発表会の中で当たり前のように出てくる言葉が「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス、以下ソーシャルネットワーク)」だ(写真1)。「SNSをもっと使いやすくしたい」――。そのための端末がスマートフォンなのだ。

 何もこれはKDDIに限った話ではない。携帯電話事業者の発表会では、もはや当たり前のようにTwitterやFacebookといったソーシャルネットワークの話題が登場する。KDDIの発表から三日後の9月29日、今度はソフトバンクモバイルが2011-2012年冬春商戦向けの新製品発表会を開催した(関連記事)。Androidスマートフォン9機種、従来型携帯電話1機種などが発表された。機種数からも明らかな通り、やはり主役はスマートフォンだ。

 そんな中、やはりソーシャルネットワークに関する言及もあった。例えばカメラ機能を重視したAndroidスマートフォンであるパナソニックモバイルコミュニケーションズ製の「LUMIX Phone 101P」の紹介では、同社が提供している「ピクチャジャンプ」機能を取り上げ、撮影した写真をタッチ操作でスムーズにTwitterやFacebookに投稿できることをアピールした(写真2)。製品説明にごく当たり前のようにソーシャルネットワークが登場するのだ。

 実際、スマートフォンにインストールされているアプリの中で、ソーシャルネットワーク用アプリの利用頻度は群を抜いて高い。Androidスマートフォンのアプリの利用状況を調査しているミログによると、1日あたりの起動回数が多いアプリとして、8位にFacebook、10位にTwitterの各クライアントアプリがランクインしている(約8万端末の調査、発表資料、関連記事)。Facebookより上位にランクインしているのはブラウザーや「電話」「設定」、グーグル提供のアプリなどプリインストールの標準アプリであり、それを考慮するとFacebookやTwitterはスマートフォンに欠かせない存在になっていることが分かる。まさにスマートフォンとソーシャルネットワークは両輪といってもいい状況だ。

個人情報の扱いが変わってきている

 こうした状況について、全世界で2500万ユーザーを抱えるチャットアプリ「カカオトーク」を提供しているカカオジャパンのFrodo Park CEOは、「ソーシャル系のサービスがスマートフォンで使われるようになったことで、個人情報の扱いが変わってきているという実感がある」と語る。

 何が変わってきたのか。それは「明らかにこれまで個人情報だと認識されていたものが、どんどんオープンになっている」(Park氏)ことだ。例えば、どこで食事をした、今どこにいてこんなことが起きている、この店のサービスがよかった、など個人の行動履歴が分かるような情報が現実にどんどん公開されている

 ソーシャルネットワークの中で、特にFacebookは実名の利用者が多いと言われるサービスである。利用者自らが個人情報をどこまで公開するかといったことをコントロールしながら利用している。第1回で企業がソーシャル化するための第1ステップとして「顧客のソーシャルプロファイルを作成すること」を挙げた。これはまさに個人が積極的に情報を開示していることが前提となっている

 個人情報を自ら発信するという文化について、「写メール」の生みの親であるジェミナイ・モバイル・テクノロジーズの太田洋代表取締役社長は次のように説明する。「スマートフォンは元々パソコンから発展してきている。自らネットワークにつないで自分のメールボックスにメールが来ているかどうかを確認しにいく、といったように自分からアクティベイトする通信手段を取る。ソーシャルネットワークはまさにそれにあてはまる」という。具体的には、自分のプロファイルをオープンにして、それによって様々な人の反応を見るというコミュニケーションパターンが該当する。

 こうしたコミュニケーションが広く一般化していくとどうなっていくのか。人と人のネットワーク同士が緩やかに結びつき、そのなかで情報が発信・閲覧される循環が生まれる。その情報の伝搬経路は友人・知人・顔見知りといった関係だけでなく、プロファイルを確認した人とのつながりを前提にしたものだけに、これまで以上に情報の精度と伝搬速度が期待できるようになる。

 この特集の第2回で紹介したFacebook CIOのティム・カンポス氏は、ソーシャルネットワークについて「人と人との関係が定義できるため、自分にとって価値のある情報が入手しやすくなる」と述べている。この「自分にとって価値ある情報の入手」こそが、自らの個人情報を自分から進んで開示することによって得られるメリットである。

個人と個人の間にもあるソーシャルデバイド

 ただ、第1回で取り上げた企業と個人の間にある「ソーシャルデバイド」は、個人と個人の間にも現実には存在している。その一つが世代だ。

 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 准教授のジョン・キム氏は、ソーシャル化が進むことによって、「すべての人々のすべての情報が、結果的に社会から見ると透明化されていく時代になる。完全透明化を前提とした人々の日常のコミュニケーション、エンターテインメント、ビジネスのトランザクション、行政サービスなどが求められていく」と説く。

 もちろん「完全透明化」とはいっても、「そもそも発信する段階で漏れたら問題になりそうなものは発信しない。ビジネス上の関係とまったく同じ」(キム氏)であり、情報の発信には"グラデーション"がある。情報を友達だけに公開するか、友達の友達にまで公開するか、広く一般にオープンにするか、といった開示する範囲は、その情報の内容や発信する個々人の考え方によって異なる。

 この情報発信について、キム氏は「企業の中でも、40、50代の人々の情報発信に対する考え方と、20代の人々における情報共有や情報に対する意識は違うと思う」と述べる。10代、20代は、自分の情報を発信したり、相手の情報もそれを通じて入手したりするのが当たり前の世代。逆にそうしないとコミュニティに参加できなくなり、日常的な付き合いができなくなる。発信することがデフォルトになる」。自分の個人情報が第三者に取られるという意識より、「情報を出さないとそもそも何も始まらないという意識を持っている」(キム氏)という。

 こうした世代間のギャップは、自らの情報を公開することによって得られるメリットの方が大きいと感じられるようにれば、緩やかには埋まっていくだろう。キム氏は、「今はパラダイムが変わる初期段階であるため、短期的には多くの問題が発生すると思うし、政策的な判断も必要になると思う」と説く。ただし、「いずれにしても透明化の流れは拡張されている。透明化を止めて問題を小さくするのではなく、透明化がますます進んでいくことをある瞬間から受け入れ、その中で発生する様々なゆがみに対して、皆で協力し、合意しながら解決していくだろう」とまとめる。

 今、企業にとって必要なのは、ソーシャルネットワークの力を一過性のものと過小評価せず、真摯に向き合う姿勢である。「ソーシャル活用」という言葉は一見流行に乗るような軽さを与えてしまうが、その底流には"中東の春"を後押しするほどの力が備わっている。その力を自らに取り入れた企業が、「パラダイムの変化」に柔軟に対応していけるのではないだろうか。スマートフォンとソーシャルは両輪 /大谷 晃司=ITpro/2011.10.07



 "ソーシャルネットワーク" 、"スマートフォン" などの最新動向を分析するとともに、10代、20代の "スマートネイティブ" たちに根付き始めた "ファストフード( fast food )" ならぬ "ファストインフォ( fast info )" 志向の動向をも丹念にフォローすべき時代だと思われる...... (2011.10.17)

―― P.S. 【 "ウォール街デモ" 関連最新ニュース 】
◆参照 < 反格差デモ:欧州にも拡大 ローマでは一部、暴徒化も/毎日jp/2011.10.16 >
◆参照 < 反格差デモ、富裕層課税訴え ワシントンやNYに数千人/【共同通信】/2011.10.16 >













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2011年10月17日 00:01に書いたブログ記事です。

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