「IT専門家気取り」のツッコミに対処する10の対処法/"ソーシャル"時代の知恵?! ......

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 "ソーシャルメディア" が情報社会に充満するいわば "ソーシャル" 時代は、一方で "テクノロジー" への理解が必要不可欠な環境であると同時に、"ヒューマン・スキル" の必要性が急浮上した環境だとも言えそうだ。
 前者は分かり易いとして、後者はどうかと言えば意外と "スルー" されていそうな気がする。しかし、"ソーシャル" 時代の、隠れた大きな課題の一つはここにありそうな気がしてならない。ここにこそ "ソーシャル ~" と称される根拠があると考えても良さそうである。人と人との "つながり" にあっては、望むらくは仲睦(むつ)まじい状態であって欲しいと願うものの、そうでないことにも遭遇しなければならないのが現実だからだ。
 この課題まで "テクノロジー" がカバーし切るにはこの先時間も掛かるだろうし、そもそもこうした課題まで "テクノロジー" に依存したのでは、味もそっけもないことになりかねない。ここは、"矛盾と緊張感" とを生きていることの証しとして享受するのがスジなのであろう。

 ところで、"炎上" 騒動にまでは至らないまでも、"ソーシャル" 時代には、メディア上の空間はもとより、"場外" でも不測の "乱闘(?)" が生まれ易くなっていると言えようか。この時代は、個々人がその思いをフリーに切り結ぶ、そんな環境だと見なせば至極当然なことではないかとも思われる。
 今回は、ちょっと変わった視点で書かれた下記のサイト記事に着目してみた。きっと、誰もが胸の内に潜ませている心配事の一つではないかと思う。結構、"ありがち" だし、むしろ "避け難い" 場面だと言えるのかもしれない。

―――― 「IT専門家気取り」のツッコミに対処する10の対処法
Brien Posey (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

 自分の技術的な知識をひけらかそうとする(そしてあなたに恥をかかせようとする)に出くわした場合、この記事で説明する戦術が役に立つかもしれない。

 わたしは90年代半ばから技術に関する記事を書いており、ここ数年は時々技術関係のカンファレンスでも話をしている。わたしがこれまでに1つ学んだことは、プレゼンテーションをする場合でも、最新記事のコメントを読んでいるときでも、ほとんど常にわたしよりも多くの知識を持っていることを証明したがる人がいるということだ。

 このことについて深く考えてみて、企業の世界でもあまり状況は変わらないということに気づいた。誰かがITに関する新しいアイデアを投げかけようとすると、誰かがそれに反論するのが常だ。

 これを念頭に、IT専門家気取りに対処するいくつかの方法を紹介するのも面白いだろうと思いついた。紹介するアイデアの多くは人前で話す場面を念頭に置いたものだが、他の状況にも簡単に応用できるだろう。...... >「IT専門家気取り」のツッコミに対処する10の対処法/CNET Japan/2011.11.17


 ということで、次のような "10の対処法(戦術)" が解説されることになる。

< 1.事前に備える ......自分の情報が信頼できる情報源から得られたものであり、時代遅れになっていないことを確認すること。

 2.(可能なら)相手から学ぶ......公衆の面前で食ってかかってくるのは、大抵の場合嫌なタイプの人物だが、詰め寄ってくる人がいつも愚かだとは限らない。情報の追加が必要なら指摘して欲しい、と学ばせてもらう。

 3.相手に墓穴を掘らせる......わたしのプレゼンテーションはすべて間違いだという人が出てきた。わたしはその人物に対して、もっと具体的に、どこが間違っていたかを教えて欲しいと尋ねた。その人物は完全に馬鹿げた話をし、他の参加者によって身の程を思い知らされた。

 4.ユーモアを効かせる......場合によっては、状況を緩和するのにユーモアが役立つこともある。

 5.事前にローカルルールを決めておく......例えば、始めに「今回は短い間に多くの資料を説明する必要があるので、質問やコメントは最後にまとめて行いたい」と言っておくという方法もあり得るだろう。

 6.時計を使う......恥をかかせようとする人物に対処するもう1つの方法は、時計を言い訳に使うことだ。その場では簡単に答えておいて、今は先に話を進める必要があるが、プレゼンテーションが終わってからの議論は歓迎すると話す。

 7.細部については譲歩する......誰かがあなたの発言を正そうとし続ける場合、細部については譲歩してしまってもよい。細かい論点を1つか2つ譲ることは、聴衆にあなたが公正に振る舞おうとしていることをも示すことになる。

 8.証明を求める......あなたの主張に対し誰かが反論してきたら、相手にそれを証明するよう求めてもよい(もちろん、丁寧な態度で)。「メールして頂いてもよろしいですか」と言うことでも実現できる。

 9.対決する......本当に最後の手段として使う方法もある。講演者を邪魔し続ける聴衆がいた。その講演者の「座って黙っているか、ここから出て行ってくれ」という言葉のおかげで、講演者に対する邪魔は止んだ。

 10.相手にしない......直接的な攻撃があった場合、普通はそれに応じる以外の選択肢はない。しかし、対応が必要ない状況もある。つい、それに反論したくなってしまうが、相手にしない方がいいこともある。大抵は聞こえなかったふりをする。 >( 上記引用記事抜粋要約 )


 "ソーシャル" 時代とは、ある意味で "対話" が中心に据えられた人と人との "つながり" の時代のようである。
 ただし、"対話" とは "話を丸くおさめる" ことでもなさそうだし、まして簡単に "決裂する" ことでもなさそうだ。"コミュニケーション" と言っても間違いではなさそうだが、焦点がボケる上に緊張感も失われる嫌いがある......。(ex.飲みニケーション?)
 引用記事は、プレゼンテーションの場が素材であったが、"ソーシャルメディア" 空間でも、"対話" の進め方は重要な課題であるに違いない...... (2011.12.02)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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