下記のように書いた先日の続きとなる。
< "ソーシャルメディア" としての "YouTube" の活用についてはもっと関心を向けたいものだと意を強めている。
とにかく "YouTube" の人気は、"ソーシャルメディア" の中でも群を抜いている。観る閲覧者側も、アップロードする側も共に桁外れのようだ。
<YouTubeは世界で2番目の検索エンジン 毎秒、24時間分のビデオがYouTubeにアップされている>( "YouTube"サイトのプレゼン動画:"Social Media Revolution"が説得力ある理由!( 当誌 2011.12.04 ) )
<......事実を共有したいというより、感情を共有したいのだ......人々はしばしば、強い感情を他者と共有することで、結びつきや連帯感を深めるということ......>(同上)
とかく "溢れる文字" で閲覧者各位を閉口させているに違いない自身への戒め! と同時に、情報の "共有" に基づく "つながり" を核とする "ソーシャルメディア" としては、その "有効性" が高い "動画(ビデオ)" を活用しない手はなかろう、という思いが募る。それが正直な印象である。
ただ、言うまでもなく "動画(ビデオ)" コンテンツ作りには、文章化作業を上回る手間とコストがかかる。それが最大のボトルネックであるが......。
先ず、改めて "YouTube" の利用頻度を数字的に確認しておくと以下のようになる。たぶん、このステイタスはより高まることはあっても崩れることはないと思われる。人間にとって盤石かと思われる "感情の共有" 志向があり続ける限り......。
< ソーシャルメディアに関するアンケート調査結果(第2回)
1.利用したことがあるソーシャルメディア
利用したことがあるサービスは「YouTube」(56.9%)、「価格.com」(48.0%)、「yahoo!知恵袋」(40.2%)、「ブログ」(37.7%)などが上位にあがっています。「Facebook」は2010年調査時よりも10ポイント近く増加、「クックパッド」「Twitter」などもやや増えています。「YouTube」「ブログ」「mixi」などをはじめ、多くのサービスで若年層の利用経験が多くなっています。>
( ソーシャルメディアに関するアンケート調査結果(第2回)/マイボイスコム株式会社/2011.10.07 )
こうした "動画(ビデオ)" の持つ "威力" を決して見逃さないのが、Google という企業なんですねぇ。虎視眈々と傘下に収めていた "YouTube" を、ここぞという時機にしっかりと前面に押し出そうという動きは "小憎らしい" かぎりだ......。
ならば、我ら「ごまめ」たちは、「ごまめの歯ぎしり」なんぞしているヒマがあったら、恩恵に与る手立てをこそ採らせてもらいましょうぞ......。
< big>YouTubeがリニューアル、SNSとの連携も強化
鈴木 英子=ニューズフロント
米Google傘下のビデオ共有サイト「YouTube」は現地時間2011年12月1日、ホームページのリニューアルを発表した。チャンネルのデザインや操作性などを改善し、SNSとの連携も強化した。
新しいホームページは、チャンネルの探しやすさ、フォローのしやすさを重視した。画面の左側にカスタムのチャンネルラインアップを構築するほか、「Add channels」ボタンをクリックしておすすめのチャンネル一覧から手軽に購読設定したり、ホームページのビデオフィードをカスタマイズしたりできる。YouTubeアカウントと「Google+」や「Facebook」のアカウントを連携させればSNS内の友達が共有しているビデオを視聴することも可能。
左のメニューをクリックすることで、各チャンネルのプレイリストや視聴履歴、自身のビデオコンテンツ、おすすめコンテンツなどの表示を素早く切り替えられる。
チャンネルのルック&フィールも改良した。手軽に背景に画像やカラーを設定したり、レイアウトを変更したりできる。今回のデザイン変更は、7月に公開した新たなユーザーインタフェースのテストサイト「Cosmic Panda」に対するユーザーのフィードバックを参考にしたという。
( YouTubeがリニューアル、SNSとの連携も強化 (鈴木 英子=ニューズフロント)/IT pro/2011.12.02 )
"ソーシャルメディア" としての "YouTube" の活用は、何もコンテンツ作りに限ったものではなく、より感動的なビデオコンテンツを選び抜き紹介・共有してゆくという、まさに "キュレーター" 的活用もあるワケ。今回のリニューアルされた "YouTube ホームページ" の動向は、その視界を広げたということになりそうか...... (2011.12.07)
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