先日、ウェブ上での "アンケート" に関して、米Google が以下のような動きを始めたとの記事を目にした。あの "Google AdSense" 方式を "アンケート" にも広げたというわけだ。
< 米Googleは29日、既存広告と異なる、コンテンツサイト収益化の新たな方法「Google Consumer Surveys」を発表した。
例えば、インターネット利用者は、Googleが配信する簡単なマーケティング調査アンケートに回答することで、そのサイトの有料コンテンツを閲覧できるようになる。一方、コンテンツサイトにとっては、自社サイトにアンケートを表示することで、Google AdSenseと同じような仕方で収益を受け取れる。......>( 「米Google、ウェブサイト収益化の新方法「Consumer Survey」を発表 アンケート回答で有料コンテンツを閲覧可能に」/INTERNET Watch/2012.03.30 )
そんな矢先、ウェブ上での "アンケート" に関して、ちょいと "風変り" な記事に遭遇した。下記引用サイト記事:全680問のアンケートに答えると3万円分の「V プリカ」を進呈 -- ライフカードがキャンペーン/japan.internet.com/2012.04.02 がそれだ......。
"アンケート" は「景品表示法」の規制を受けないため "謝礼" の額に制限はなさそうであるが、この世知辛い時代での "3万円分の「V プリカ」を進呈" というのは、やはり気持ちが揺さぶられる......。
全680問のアンケートに答えると3万円分の「V プリカ」を進呈 -- ライフカードがキャンペーン
ライフカードは、全680問(所要時間約3時間)のインターネットアンケートに回答すると、全員にネットショッピング専用 Visa プリペイド「V プリカギフト」3万円分をプレゼントするというキャンペーン「V プリカ3時間耐久アンケート」を2012年4月2日から開始した。キャンペーンは4月8日まで実施している。
ライフカードが開始した「V プリカ3時間耐久アンケート」
キャンペーンには、Twitter アカウントが必要。キャンペーンサイトに Twitter アカウントでログイン後、サイト上の広場にいる女の子のキャラクターの中から"アンケートガール"に遭遇すると、この"3時間耐久アンケート"に挑戦する「回答権」を得ることができる。なお、キャンペーンサイトに登場するキャラクターの声は人気声優の竹達彩奈さんが務め、アンケート回答の際には、このキャラクターが1問答えるごとに相づちを打ったり、区切りの設問数を迎えるたびに応援メッセージをくれたりするという。
アンケートの質問数は全部で680問。1時間おきに挟まれる5分の休憩を含めて、全ての回答を終了するには計3時間を要するが、最後まで回答すれば、全員に必ず3万円分のネットショッピング専用 Visa プリペイド「V プリカギフト」をプレゼントするという。なお、この「V プリカ」は Visa のクレジットカードと同様にネットショッピングなどに利用できるプリペイドカードで、事前に支払った金額以上の支払いが発生しないことから、海外サイトでの利用や使いすぎの防止に役立つと言われている。
( 全680問のアンケートに答えると3万円分の「V プリカ」を進呈 -- ライフカードがキャンペーン/japan.internet.com/2012.04.02 )
"ビンボー人" としては、ちょっと気になる "キャンペーン" だったので覗いてみると、以下のような "但し書き" めいたものが表記されていた。
要するに、「アンケートガールの数は決まっているため必ずアンケートに挑戦できるとは限りません。ご了承ください。」という方式で "スロットル" されているのだ。ナルホド、ナルホド...... (2012.04.05)
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