現状では、Web スクリプト技法の "HTML&CSS" を知らずともさほど苦労はしないのかもしれない。"Web ページの作成" に関しては、数多くの "自動変換" エディタが世に出ているからだ。
そうしたものを活用して、いち早く "内容" で魅了するぞという戦術に出ることも一つの作戦ではあろう。
自分の場合、そうした "Easy Come Easy Go" のツールを眼にはしていたものの、Web スクリプトくらいは "一から書き始めたい" という思いがあって、"HTML&CSS" 技法を独習してきた。
未だに要領を得ない箇所が多々あるが、それでも "急がば回れ" のたとえどおり "正攻法" で臨んできてよかったと感じている。その一つが、"電子書籍" の定番である "ePub" フォーマットに取り組んでみて分かった。"HTML&CSS" 技法に慣れ親しんできたことが "ePub" フォーマットを使いこなす上で大いに役立ったからだ。
別に、"ePub" フォーマットのことはさておいても、Web 環境に関わっていこうとするならば、大なり小なり "HTML&CSS" 技法は欠かせないし、おそらく今後も大前提となっていくものと思われる。どこかで一度はその習得にチャレンジしておいても損にはならない技法だろうと思う。
ただ、この技法習得は "一種の外国語" 習得にも似ているところがあり、"字面" とにらめっこしていてもらちが明かない。PCを使ったトライ&エラーの積み重ねが決め手となりそうである。
下記引用サイト記事:初心者がWeb上でHTMLとCSSの基礎を...結果を見ながら...学んでいくMozillaのThimbleサービス/TechCrunch/2012.06.19 での、"オンライン型のトレーニングツール" である "Thimble" は、まさに<初心者がWeb上でHTMLとCSSの基礎を...結果を見ながら...学んでいく>というサービスだ。
決して、派手な趣きがあるあけではなく、"地味" な仕掛けではある。"Thimble" という名称からして、裁縫用具の "指ぬき" なのだから、コツコツと学んでくださいというメッセージが伝わってくるようだ。
左側画面に、"タグ" によるスクリプトが例示され、これを "修正" すると、右側画面の表示にリアルタイムで "反映" されるという構成となっている。
ブラウジングされない "コメント" を書く際に使われる "タグ" 「<!--」と「-->」で囲まれた部分に、結構丁寧な解説( English )が施されているので、English 共々良い学習となることこの上ない!
初心者がWeb上でHTMLとCSSの基礎を...結果を見ながら...学んでいくMozillaのThimbleサービス/TechCrunch/2012.06.19
人気の高いFirefoxブラウザを作っている非営利団体Mozillaが、一般ユーザによるWebページ構築を助けるツールThimbleを発表した。それはMozillaが最近立ち上げたWebmakerプロジェクトの一環で、初心者がWeb上のエディタを使ってHTMLやCSSを書いていくもの。自分が書いた結果をすぐに見られる機能もあり、またユーザは完成したページをWebmakerのドメインに置くこともできる(自分のホームページのドメインがまだない人)。ユーザはまったくゼロから始めてもよいし、あるいは用意されているいくつかのプロジェクトからプロトタイプを選んで、それの上にコードを書いていってもよい。
似たようなサービスであるMITのApp Inventorは、Legoのようなやり方でビジュアルでWYSIWYGなプログラミングをするが、Thimbleでは実際にHTMLやCSSのコードをユーザが書く。するとその結果が、画面右側に表示される。HTMLも、完全に基礎から始める。
この、画面右に出る即時フィードバックも便利だが、ワンクリックで自作のページをWeb上にパブリッシュできる機能も、面倒な作業で挫折しがちな初心者にはありがたい。
このサービスのページにはほかに、複数のゲームと、"ミームメーカー(meme-maker)"アプリ、それにユーザが独自のハウツーページを作れるプロジェクトもある。
( 初心者がWeb上でHTMLとCSSの基礎を...結果を見ながら...学んでいくMozillaのThimbleサービス/TechCrunch/2012.06.19 )
何事によらず "Easy Come Easy Go" の流れに染まり切った風潮の中で、"学習、トレーニング" という範疇にだけは、"急がば回れ" の原則が息づいている...... (2012.06.21)
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