変わるものと変わらぬものとのせめぎ合い!激変を続ける日本の自然と恒例の帰省行事!

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 この時代は、IT 環境、経済事象、人々の感覚、そして気象現象......、と "変わる(激変する)もの" があるかと思うと、"変わらぬもの" も依然として根強く残っている。
 指し当たって、"変わる(激変する)もの" としては、昨今目に余る 荒れようとなっている"気象現象" をピックアップしてみる。そして、"変わらぬもの" として、この日本では伝統的習わしであり続けてきた "帰省行事" に目を向けてみる。

 何が言いたいの? と訝しがられそうだが、要するに、怒涛の勢いを示す "変わる(激変する)もの" が、"変わらぬもの" を浸食・駆逐しつつ、さまざまな問題や軋轢をもたらしているのが現時点の基本構図ではないかということ。
 別に、新しい観点でも何でもない。分かりやすく言えば、"文明" の進展が、"(伝統)文化" とせめぎ合い、前者が後者を浸食・駆逐しつつある......、と言っても悪くない。

 ただ、あえて着目してみたい点がある。
 現時点での基本構図は "鮮烈!" に過ぎる。グローバリズムという趨勢で拍車が掛かったこの20~30年間の "文明(?)" の普及・進撃は未曾有であったからだ。
 そして、"文明(?)" の中身を見る時、プラス現象ばかりか、"負の副産物" としてのマイナス現象も混在している現実が注目される。"地球温暖化" に端を発するのであろう "異常気象" 現象はその例以外ではない。
 また、"変わらぬもの" の内実も一様ではない。荒っぽい見方をするならば、"変わらぬもの" を代表する "伝統文化、伝統行事" の多くは致命的(?)な変容を迎えていそうだが、それを支える "人々の深層意識" の変化は推し量りにくい......。

 通常、われわれの意識は、"変わる(激変する)もの" を受け容れつつ、それらへの "適合" を目指すに違いない。しかし、"深層意識" の底の底には、"過去への憧憬(?)" にも似たかたちで、現状の変化への認識を拒む "衝動" が潜んでいたりもする......。良し悪しは別として。
 この "衝動" が、いわゆる "アナクロニズム(時代錯誤)" であることは誰もが分かるところであろう。だが、そうだからといって、ホントにそれらから自由となり切って "変わる(激変する)もの" を何の抵抗感もなく受け容れているのか言えばそれは分からない......。意外と、こうした "二重構造" あるいは "ダブル・スタンダード" で流しつつ行動しているのがわれわれではないのか、という気がしないでもない......。

 込み入った話題となってしまった。また後日ゆっくりと考えてみたい。
 ところで、"異常気象" 現象などの自然の激変に至っては、若干の "猶予(?)" を伴う社会・文化現象の変化とは異なって、"待ったなし!" の対応を迫っている。"春夏秋冬" といった穏やかな変化、人に優しい自然、そんな憧憬をもはや許さなくなってしまったのが "日本の自然" の激変!ぶりだ。
 ひょっとしたら、この変化は一過性のものでは終わらずに、場合によっては "固定傾向" として引き続いて行くのかもしれない。したがって、こればかりは、"過去への憧憬" を断ち切り、激変に見合った現代的な "治山治水対策" を抜本的に推進する必要がありそうだ......

【 引用記事 1 】

 大雨 Uターンの新幹線に影響/NHK NEWS WEB/2012.08.14

 近畿や東海の大雨のため、東海道新幹線は朝から運転の見合わせが相次ぎ、一部の列車が運休するなど、Uターンラッシュにも影響が出ています。

 東海道新幹線は、お盆を各地で過ごした人のUターンラッシュが14日から始まりましたが、大雨で朝から運転の見合わせが相次ぎ、東京と新大阪を結ぶ合わせて28本が運休するなど、ダイヤが大幅に乱れています。
 JR東京駅の東海道新幹線のホームでは、上りの列車の到着が遅れているほか、下りも多くの列車で出発できない状態が続いたため、出発を待つ人が座り込んだり、携帯電話で連絡を取ったりしていました。......

 東海道新幹線は、午後からUターンラッシュの混雑が本格化する見込みですが、ダイヤの乱れは午後も続く見通しです。大雨 Uターンの新幹線に影響/NHK NEWS WEB/2012.08.14

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

【 引用記事 2 】
 近畿・東海で猛烈な雨 警戒を/NHK NEWS WEB/2012.08.14

 前線の影響で、大気の状態が不安定になり、近畿や東海では14日朝、1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降りました。
 このあとしばらくは九州北部で非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

 気象庁によりますと、本州付近にある前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定になっています。
 静岡県掛川市では午前8時46分までの1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降ったほか、午前10時までの1時間には、長崎県松浦市で39.5ミリ、静岡県菊川市で33.5ミリの激しい雨が降りました。
 近畿では14日朝、発達した雨雲が次々と流れ込んで、大阪府と京都府、滋賀県の各地で100ミリ前後の雨が猛烈な雨が降りました。
 京都府宇治市では、午前4時までの1時間には74ミリ、午前5時までの1時間には49ミリ、午前6時までの1時間には62ミリと、断続的に非常に激しい雨が降りました。
 長崎県と大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、それに静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。......

 西日本と東日本では15日にかけても内陸を中心に大気の不安定な状態が続いて、局地的に雷雨が強まる見込みです。
 気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、それに土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
近畿・東海で猛烈な雨 警戒を/NHK NEWS WEB/2012.08.14

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 われわれが未だ熟知できない "時代環境の変化" が、われわれの視野の外で、あたかも虎視眈々として控えている。種々の "異常気象" 現象はその象徴的出来事のように不気味に感じる ...... (2012.08.15)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2012年8月15日 00:01に書いたブログ記事です。

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