昨日に引き続き、"9月6日" にも発表されると言われている Amazon "Kindle Fire" の後継モデルについて。( 参照 「いよいよKindle Fireの後継モデル発売か?! 日本でもKindleの発売が確定(時期未定)!」( 当誌 2012.09.01 ) )
いろいろな憶測も飛び交う中、結局、<2モデルの7インチタブレットにこだわる>( 下記引用サイト記事:アマゾン新「Kindle Fire」、7インチモデル2機種が登場か/CNET Japan/2012.09.01 )方向のようだ。
[1] <7インチの新しいKindle Fire : より高速なプロセッサ、カメラ、物理的な音量調節ボタン、HDMIポートなど、ハードウェア面での多くの改良が特徴>
[2] <初代機の改良版 : 新たなユーザーインターフェース(UI)が搭載/価格を初代Kindle Fireよりも低く設定することがほぼ確実>
タブレットのシェア No.1 である「iPad」に対抗せず、"7インチタブレット" に手堅くターゲットを絞る点が、いかにも Amazon らしい......。
アマゾン新「Kindle Fire」、7インチモデル2機種が登場か/CNET Japan/2012.09.01
Amazonが新しいモデルの「Kindle Fire」2機種を投入し、7インチタブレット市場のシェアを倍増させる計画であるという情報を米CNETが入手した。
これらの製品を実際に目にした人物によると、Amazonはより大型の8.9インチまたは10インチのバージョンを用意しているという憶測に反して、同社が来週予定されているイベントで発表するのは、7インチの新しいKindle Fireと初代機の改良版のみとなるという。
新しいKindle Fireタブレットは、Amazonがタブレット事業で競争力を維持する上で不可欠だが、タブレット事業では既にGoogle独自の「Nexus 7」、そして、Appleからリリースされる見通しとなっているより低価格で小型の「iPad mini」との厳しい競争に直面している。この両社は、モバイルコンシューマー分野でより重要な役割を果たすというAmazonの広範な戦略に影響を与えている。
Amazonは、潜在市場を拡大し、より大型のKindle Fireをリリースすることで「iPad」に対抗するのではなく、2モデルの7インチタブレットにこだわるようだ。同社は今週に入って、来週予定されているイベントの発表にあわせて、初代Kindle Fireが「完売」となったことを明らかにした。
しかし、Amazonは、初代Kindle Fireをわずかにアップグレードしたバージョンのために居場所を確保しているようだ。このバージョンには新たなユーザーインターフェース(UI)が搭載される。今回の情報を提供した人物は、価格についての情報は一切ないとしているが、Amazonは同タブレットの価格を初代Kindle Fireよりも低く設定することがほぼ確実である。
さらに期待が高まっているのが、新しいハイエンド7インチモデルのKindle Fireだ。同モデルは、より高速なプロセッサ、カメラ、物理的な音量調節ボタン、HDMIポートなど、ハードウェア面での多くの改良が特徴となる。ストレージ容量も拡大されるが、依然として拡張はできない。また、同端末に関する価格情報はない。
これら2機種について、別々の製品名になるのかどうかは明らかになっていない。米CNETはAmazonにコメントを求めているが、まだ得られていない。
確かに、"7インチタブレット" というマーケット・セグメンテーションには、かなりの "潜在需要" が見込めるのかもしれない ...... (2012.09.02)
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