今必要なのは"お茶を濁さない"警告!"北極の海氷,史上最小に,米学会「原因は人類」"!

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 収まらない残暑とともに、今日の列島各地は "大気不安定" に見舞われ、雷鳴も轟いている。"異常気象" の影響がいつまでも続く。
 常々、感じて来たことは、十中八九分かり切った "異常気象" の "主犯(?)特定" が、うだうだと "お茶を濁されている" 現状への違和感であった。
 おまけに、TV などでの "気象予報" 番組では、それはそれでいいのだろうけれど、気象の "異常性" にはできるだけ触れないスタンスをとり、ましてその原因なんぞについてはどこ吹く風の姿勢を決め込んでいること......。

 この "異常気象" の "主犯(?)特定" がなされたからといってどうなるものか、という見方もあろう。
 しかし、今の時代、こうした十中八九分かり切ったこと(原因など)に "蓋をしておく欺瞞!" が目に余る! はなはだ精神衛生上(?)よくないわけだ。
 こうした事象は "タブー" に限りなく似ていると思えるし、そうであれば、"どこかから圧力が......" という勘繰りも生じてしまう。真実よりも "力関係" 主義......。

 今日、目を向けている "異常気象" の重大現象は、"北極の海氷" についてである。

 ◆参照 ダラダラ厳しい残暑!8末~9月も続く見込み(気象庁) で、10月-11月はどうなるの?( 当誌 2012.08.25 )

 上記のような風潮に対する "風穴" になるのかどうか、いや、むしろ現状の "異常性" が度を超したのかもしれないが、下記引用サイト記事:北極の海氷、史上最小に 米学会「原因は人類」/Forbes.com 日本経済新聞/2012.09.06 は、<こうしたあいまいな言い回しが、今回の公式声明からは消えた>ことを伝えている。そして、ついに "断言" に及んだのである。

同学会は「地球の低層大気や海洋、地表は温暖化しており、海面は上昇している。積雪や山岳地帯の氷河、北極海の氷は減少しているという、はっきりした証拠がある。1950年代以降の温暖化の最大の要因は人類の活動である。これは、膨大で説得力のある研究の結果による科学的な結論である」と断定している。

 では、その "人類の活動" にどう "お縄を掛ける" のか......、その点への歯痒さは残り続ける。しかし、それは "学会" の責務ではなく、各国政府だということになりそうだが、そう考えると "人類サバイバルゲーム" は振り出しに戻ってしまうようで、相変わらず可哀そうなのは "シロクマ" たちなのか......。

 北極の海氷、史上最小に 米学会「原因は人類」/日本経済新聞/2012.09.06

 北極海の海氷面積が、2007年に記録した最小値よりもさらに縮小し、史上最小となったと、米雪氷データセンター(NSIDC)が米航空宇宙局(NASA)と共同で発表した。8月26日現在、北極海の海氷面積は410万平方キロメートルだった。これは非常に不穏なニュースだ。というのも、例年、北極海の氷が最も少なくなるのは9月下旬なのだ。つまり、例年通りに推移すれば、海氷面積の縮小はもっと進んでしまうのだ。実際、2007年の最小記録は9月18日に記録された。

 「これは単なる数字であり、記録は時には塗り替えられるものだ。しかし、ここ数年の現象や衛星からの記録から大きな流れを考えてみると、この記録は北極海の海氷の環境が根本的に変化していることを示唆している」。NSIDCの科学者、ウォルト・マイアー氏はマスコミへの発表文の中でこう述べている。

 「従来は、数年間は溶けない氷が北極圏の大部分を覆っていた」とマイアー氏は続ける。「ところが現在は、1年サイクルで溶けてしまう氷が多くなり、広範囲で夏になると氷が完全に溶けてしまう傾向がある」と指摘する。

 これに関連したニュースとしては、米気象学会が5年ごとに発表している気候変動に関する公式声明を8月20日に採択し公表した。同学会は、気候学を研究する他の機関に比べ、気候変動の要因が人類の活動であるとの結論付けにやや慎重なことで知られてきた。たとえば2007年の声明で同学会は、人類は気候変動の「顕著な」要因の1つであると判断するのに「十分な」証拠が得られた、と記すにとどまった。

 こうしたあいまいな言い回しが、今回の公式声明からは消えた。同学会は「地球の低層大気や海洋、地表は温暖化しており、海面は上昇している。積雪や山岳地帯の氷河、北極海の氷は減少しているという、はっきりした証拠がある。1950年代以降の温暖化の最大の要因は人類の活動である。これは、膨大で説得力のある研究の結果による科学的な結論である」と断定している

 ちなみに米海洋大気局(NOAA)が運営する環境衛星データ情報サービス(NESDIS)によると、2012年7月は北米では歴史上最も暑い7月だった。全世界でも3番目に暑い7月だったという。

by Alex Knapp (Forbes Staff)

(c) 2012 Forbes.com LLC All rights reserved.


 前記で、可哀そうなのは "シロクマ" たちなのか......、と書いたが、実は何あろう、可哀そうな目に遭遇しているのは "人類自身" であることは、この夏の "猛暑" でも十分に知らされているはずである。そして、"北極の海氷縮小現象" は、 "人類自身" が今後遭遇する数々の災害のひとつの "シグナル" であるに違いない ...... (2012.09.07)













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